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魚影は一つではなかった_名探偵コナン 黒鉄の魚影を観て_

自分でもびっくりでしたが、
今日コナンくんの新作映画だ!
と思ったら朝の五時に目が覚めました笑
たいていあともう少し寝てられるのに、、、
仕方ないのでデートにいくわけでもないのに服を選び始めてしまいました。

子どもたちも行きたいと言っていましたが、
コナンくんは時々子供には難しいやつをぶち込んでくるので、
「まずは母が観てくるわ。
観られそうだったら、観に行こう」
と言って承知させました。

結果。
これは、子供はちょっと、、、かな。
面白かったんですけれど、
お話の起伏自体はあるけれど、
物凄いアクションが盛りだくさんというわけでもなく、
コミカルな場面も少なめ、
何より黒の組織、FBI、赤井さんに安室さんに、キール、ラムも出てくるし、
いろんな組織ができることを手分けして手伝う、というか助けを投げるというのが子供には把握しにくいかもな、と思いました。
とりあえずうちの8歳と11歳は難しそう。
彼らにはマリオの映画の方に集中してもらいたいと思います。




ここから、ちょっとネタバレします!!!



それにしても、
哀ちゃんが本当にメイン回だったなと。
それもこの映画が落ち着いた雰囲気になっている要因の一つだと思います。
わいわいしにくい笑
それも彼女とかつて関りがあった女性の父親が危ない目にあう場面は、
声優さんの演技も力が入っていて、
思わず「当たるな!!」と願っていましたし、泣いてました。
父親が銃弾に倒れるのを見せられていた彼女を、
後ろから見つめていたキールの回想もつらい、、、

哀ちゃんが、たしかに心をつよくしていることが証明された映画でもあったなと思います。
彼女はもう自分が消えれば丸く収まるなんて思っていないでしょう。
どんなことをしても、どこまでも助けに来てくれる相棒がいることを、
いやというくらい分かっているんだなと。
コナン君が欄ちゃん意外であんなに我を忘れてしまうところ、
はじめてなのでは?
危ないときには何の衒いもなく人工呼吸が出来るくらい、
彼女への信頼は厚いのだなと。

彼が唯一甘えられる相手って、平次君(彼には気を遣わない仲という感じでしょうか)じゃなくて、哀ちゃんなんだろうな。

それにしても、
黒の組織なのか、
ジンとウォッカなのか、
組織の知能が低すぎなのでは?
目立ち過ぎなのでは?
もうそんなこと今さらだとは思いつつ、
気になってしまいました。
キールは本当に危ない橋渡りまくっているな、、、とも。
でもこれだけ隙の多い組織じゃなかったら、
あんなにスパイは入り込めないし、
キール疑われて殺されているな、、、とも思いました。
(子供の映画なんだけど、大人にも大きく両手を開いてるから、
そんなこと気になってしまうんだろうけれど、、、)


映画に行く途中、
学生さんたちが学校に向かうのを横目に走りすぎたのですが、
こういうとき大人になったよかったな、
と思います。
好きな映画のためにお金も時間も割ける。
もともと戻りたい子供時代のなかった人間ですが、
年々子供の頃の自分に同情が深くなります。

来年は、
平次君とキッドか、、、
どたばたしそうですね笑

来年は子供たちもいっしょに行けるかな?
長男はその頃中学生です。
もう友達と行く、とか言っていたら面白い。

エンディングのスピッツの『美しい鰭』は、
哀ちゃんの歌だ、、、とぶりかえし泣きしました。
いい歌です。


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