「書欲」の解説のような
書く、ことは、私の生きる理由で、
書きたいから、大抵のことは経験できてよかったと思える。
書くことは生活で、
それなのに神さまのように神聖で、いつまでも安定しないような新鮮さのある存在です。
だけど時々妹のように可愛がってみたくもなる。
書くことがなければ、私はどうやって自分を励ましていいのか分からなくなるでしょう。
書くことに依存している、ことで自分の筋力もつけていけているように思います。
書くことで自分は変わったし、
変わらずに済みました。
うつくしいものを、物怖じすることなくうつくしいと言えるようになりました。
恐くないものにも、恐くないと言えるようになりました。
私がどんなわたしであろうと、
書くことは同じつよさで手を握ってくれる。
生きることの、
世界の、
どんな面もそのまま受け入れていけるゆるやかさ、
柔らかさをもつためにペンを握り、書いていく。
書いていることに、生かされている。
そんなことを考えながら書いた詩です。
つまりは、
書くのがめっちゃ好きというラブレターかもしれません。