ついつい気持ちを掬われている

こんにちは、とし総子です。

「最近好きな動画」を紹介できるタグがあるとききつけ、
これは小さな布教活動になるな、、、なんて思いながら書きはじめました。

古着屋さんで働いているときからYouTubeは見ていましたが、
家に居るようになって、その頻度がぐっとあがりました。
（それがいいのか、悪いのかは置いておきまして、、、）

最近好きな動画、と銘打たれていますが、ちょっと私のYouTube遍歴をお話させてください。
そして私の大好きなユーチューバーさんたちを見ていってくださいませ。

それでは、まずは、、、

１，ポッキーさん

私の最初のYouTubeを見始めたきっかけになった動画は
有名ゲーム実況者のポッキーさんの『人喰い大鷲のトリコ』の実況からでした。
この一本のためにゲーム機本体とソフトを買うのはどうなんだろう、と思っていた私は、それでもこのゲーム会社さんの作品『ICO』『ワンダと巨象』から連なる三部作の最後の作品を見ないわけにはいかない、、、と思い、
はじめてYouTubeでゲーム実況を見始めたのでした。

ポッキーさんの、主人公たちをどうにかして幸せなラストへ送り出してあげよう、という気持ちにいつも共感しながら見ています。
ホラーゲームの実況の楽しさを教えてくれたのもポッキーさんでした。

ここからしばらくはポッキーさんの動画を見ていましたが、何かの映画の予告を探していた時、偶然知ったシネマンションさんで、私のＹｏｕＴｕｂｅでの動画再生はぐんと伸びます。

２、映画系YouTubeいろいろ

ちょうど映画を観始めた頃だったんだと思います。
同じように映画が面白い！けどそんなに知識はないよ、というLaMuちゃん。芸人さんでB級やZ級映画が大好きで年間３００本以上観ているあんこさん。同じく芸人さんで古い邦画や寅さんシリーズなどを愛している、理論派の映画好きな斎藤さん。
この三人が話題の映画を見に行き感想を言いあったり、最近見てよかったものを発表したり、テーマにそってそれぞれ紹介しあったり、いろいろな企画で楽しませてくれます。
映画が大好き。だからもっと映画が好きな人を増やしたい。そんな三人の気持ちが詰まったチャンネルです。
末っ子感が満載でやんちゃもしちゃうLaMuちゃんを、見守る斎藤さんと、いっしょにはしゃいでくれるあんこさんという三人の関係性も、このチャンネルが好きな理由だと思います。

ここから派生で、劇団KAIBAIRAさん、おまけの夜さん、沖田遊戯の映画アジトさんなどを知っていって、今も巡回しています。

（貼ってあるのは、私が最近見た動画になります）

かいばしらさん、柿沼さん、遊戯さん、斎藤さんたちは仲がよくて（もっと広がりのある交友関係なんですが、私が追っているのがこの輪なのです）お互いの動画にも頻繁に出られています。
なんだか学生の頃だったら仲良くなれなかったんじゃないかな、というひとたち、お互いの違いを面白がれる年齢で出会ったから今の関係性に落とし込めている人たちかなと思ってます。彼らを見ていると、夜間学校に通っているような、クラスの男子たちを見守っているような、不思議な距離感で見ていることに気付きます。
見ていて、「まったく同感！」と思うものもあれば、「私はそうは思わなかった」と思う動画もあるけれど、それも含めて真剣に自分の考えを語る人を見ているのは楽しいです。

映画関係のものを見まくっていて、ふと思いました。

「映画の感想を話す人たちがいるのなら、本もあるんじゃないか、、、」と。

３、読書大好きYouTubeいろいろ

そうして出会ったのが、文学YouTuberベルさんでした。
鈴を転がしたようなやさしくきれいな声で、ユーモアのある言葉選びで本を紹介してくれるベルさんを見て、いつも癒されています。

読まれているものも、現代小説から古典的な名作、海外文学、美術書や新書と様々で、どんどん自分のなかにない世界へ飛び込んでいく行動力がある人です。どんな本でも真摯な姿勢で受け止めて嚙み砕いて話そうとする根気強さに憧れます。
そんなベルさんから知ったのが、ほんタメ！さんやあべしぃさんでした。
ほんタメ！では女優のあかりんと、よびのりTVで有名なたくみさんがお互いに読んだ本を紹介したり、Dさんが考えた本に関係するクイズを楽しんだり、お二人の掛け合いもとても楽しいです。本屋さんを貸し切っての企画も多くて、夢の遊びだ、、、と思いながら見ています。
あべしぃさんは、ミステリ専門のユーチューバーさんで、落ち着いた日本家屋を背景に、ゆったりとしたあべしぃさんのやさしい語りでいろんなミステリ作品を紹介してくれるチャンネルです。
本当に見ていて穏やかな気持ちになる声で、気持ちを緩めたいときに見たりもします。最新作から、ミステリのはじまりを照らした作家の作品たちまでこちらも幅広く読まれていて、見ながら「あ、これも読みたいな」とよく思わされます笑
それぞれのジャンルで、様々な本に関する動画を作られていて、次の動画が出るのをいつも楽しみにしています。

この流れで知ったのが『好事家ジュネの館』のジュネさんでした。
仄暗い様子の文化を、様々な書籍や人脈で紐解き、分かりやすく伝えてくれるチャンネルです。
紹介するものに合わせた衣装や、背景も作り込まれていて、とても魅力的です。
本当によくここまで調べたものだと聞きながら感動しますし、何よりジュネさんの自身へ落とし込んでからの実感を持った考察に、とても深い満足を感じられる動画ばかりです。
最近のオーブリー・ビアズリーの動画は何度も見ています。
タイミングよくビアズリーを描いた漫画を読み、そこから原田マハさんの小説へ手が伸び、ますますこの画家が好きになりました。

4、生き物系で唯一見ているおろちんゆーさん

私もYouTubeをよく見ますが、じろうさん（夫）の方がどっぷりと見ています笑
ただ見るものが違い過ぎて、いっしょに動画を見ることはほとんどありません。
近くに携帯がなくて、相手の携帯で何かYouTubeを見ようと思うと、あまりにホームが違っていて面白いです。
私が映画、本の動画を多く見ているのに対して、じろうさんは色んなものを捕まえて食べてみよう、という感じの動画が好きでよく見ています。
たいてい私はそれに興味を持たないのですが、ひとりだけ聞き流せないユーチューバーさんが現れました。
それが最後にご紹介したいおろちんゆーさんです。

NARUTOの大蛇丸の声真似をしながら、虫を捕まえて食べる、というチャンネルです笑
バッタ、コオロギ、蜘蛛、ゲジゲジなどを大蛇丸の声で面白くお喋りしながら捕まえて食べていくのですが、もとのネタを知らないうちの子供たちも、げらげら笑ってみています。
面白いだけでなく、虫や魚の豆知識を知れたり、食べ物をいただくということをしっかりと見せてくれる動画が多く、いつの間にか私もはまってしまい、全部見ているという状況に、、、
虫が苦手な方は、魚や蛇をとって食べる動画もあるので、よければ。

食べる系ではなければ、ノースサファリサッポロという、北海道のサファリパークのYouTubeチャンネルがすごくいいです。
出てくる生き物たちを飼育員さんが本当に大切に思っていることと、動物側も飼育員さんを信頼して愛情を示してくれてるのが伝わる動画ばかりで、いつまでも見てられます笑

こうして、私はYouTubeを散歩するようになってから、その懐の深さというのか、ああこうやって生きていくこともできるのか、、、と視野を広げてもらっている私なのでした。
面白そう、と思うものがあったら是非見てみて下さいね。
そして「いいね」と「高評価」お願いします！笑

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