聖夜
夜の星よ お前は どうだ こっちへ落ちてはこないのか
お前の姿が 一弾と 今日は煌めき 騒がしい
西洋被れのさざめきが 頭の中で右往左往する
聖夜の寝床に神様は 私を 見守っているのか
愛無くしてあなたが生まれなかったなら 愛は必ず必要でしょうか
自惚れて 踊らされて 交合に光り輝く街並みの様に 次の日にはまるで元通りの夢が覚めるように
矢張り 私 騙されていたのでしょう
きっと どこにも いないのでしょう
空想の私を理想に押しつけ お前は 酷いやつだと前に言いましたが
空想のあなたは理想で固められ 私は あなたを無理に聖人へと変えていました
夜の星よ お前は どうだ こっちに来てはくれないのか
聖夜の枕元に神様は あの子を 見守ってくれるのか
お前の姿が 一変だ 昨日は静かで 乙女しいのに
日本の香りは北先 頭の中で手を振る
性の元に私たち人間が生まれたのならば 愛は必ず必要でしょうか
自惚れて 踊らされて 瞬く間に泡のごとく消える世界は 昨日まではどこにも暗闇が見当たらない遊園地は美しく
矢張り 私 騙していたのでしょう
きっと あそこに いるのでしょう
現実の私を夢で出会い あなたは 素敵だと言いましたが
空想のあなたは理想で固められ 私は 星を無理に聖夜へと変えていました