「川柳スパイラル」22号/小遊星・連載第22回
「川柳スパイラル」の22号が発行されました。
「川柳スパイラル」創刊号から連載されてきた、私とゲストの対談記事「小遊星」。今回のゲストは「ねじまき句会」でおなじみの瀧村小奈生さんです。
先の11月17日、ねじまき句会の句集批評会がありました。そこで取り上げられていたのは、青砥和子さんの『雲に乗る』(新葉館出版)と瀧村小奈生さんの『留守にしております。』(左右社)です。私も参加してきました。
批評会では『留守にしております。』へ色々な意見が出ていましたが、それとはまた違った話題が今回の「小遊星」には出ています。瀧村さんがお好きな方は是非、今回の「小遊星」をご覧になってください。
青砥和子さんの『雲に乗る』も相当おもしろい句集ですよ! ついでに言うと青砥さんも瀧村さんも、お話をしてみると本当に素敵な方です。
これまで「小遊星」では、俳句・短歌・川柳・連句・七七句(短句)・ジュニーク・都々逸・五行歌など、さまざまな短詩型の作家と対談してきました。ロックンロールが黒人音楽と白人音楽のクロスオーバーから生まれたように、短詩型もクロスオーバーを通じて新鮮味のある作品や、それこそ新しい短詩ジャンルが生まれるかもしれません。
もちろん、一つのジャンルをとことん追求するのだってすごくカッコいいですよ。プロレスリングにこだわったジャイアント馬場と、異種格闘技と交わったアントニオ猪木。どちらも質は違うけど、とってもクールなのです。