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#写真の部屋
今回は無料公開。「写真の部屋」
写真を仕事にしたいと名乗りを上げた14人のメンバー。
クローズドなグループページでオンライン勉強会をしているんですけど、そこで気づいたことを「写真の部屋」購読メンバーの皆さんにも共有したいと思います。
クアラルンプールのコンテスト
メンバーに課題として参加してもらったポートレートコンテストですが、誰もファイナリストには残らなかったようです。
https://www.klphotoawards
「他人が興味を持つ」
優秀な写真家を間近に見てきたから、自己評価では丁稚感覚が抜けきらない。しかし否応なく年齢だけは重ねていて、考えてもいなかった「審査員」というオファーをいただく。
内なる恥ずかしさと戦うために引き受けたけど、あと50年写真を撮り続けたとしても、決して「写真とは」なんて語ることはできないだろうな。
「始めたばかりではヘタなのが当たり前で、恥ずかしいと思う必要はない」という人がいる。たとえば本を出す
1/1サイズの無知。
「若いうちに外国に行く経験をした方がいいよ」と誰にでも言っている。
どんなことでも同じで、経験や体験の分母を増やすことは決して無駄にはならない。外国に価値があるんじゃなくて、なぜ自分がここに生まれたのかを外国という遠くから眺める経験が必要ってことだ。
俺は留学経験がないけど、本当はあまり考えが固まる前の10代に外国に行っておいても良かったなと思っている。
20歳を過ぎた頃、初めて外国に行って
聖なる夜に。
もし自分に大人としての役割があるとするなら「50歳を過ぎて好きなことばかりしてふざけた毎日を送っていても、公務員の数倍の収入があって生きていけている証拠」を見せられることだと思っている。
定期購読マガジン「Anizine」
https://note.mu/aniwatanabe/m/m27b0f7a7a5cd
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「経営者のプロフィール写真」
これを見て欲しい。
1660年創業、高品質なゲランドの塩「FLEUR DE SEL」を作っているBINET 1660。プロフィール写真に、経営者であるM. Cédric Pennarun と塩が写っている。
このお茶目なポートレートは、堅苦しくなく、やっている仕事が伝わり、印象に残る素晴らしい写真だと感じる。
日本の企業のリーダーがこういうのを撮るとはなかなか思えない。撮ろうとするカメラマ