【2024/01/20 寝ないナイト】
今日は眠たいので、我が家の名物イベント「寝ないナイト」について記してみよう。眠気を覚ますコーヒを飲みながら。
寝ないナイトは息子が小学生になってから始めた。年末年始、GW、お盆など夫も含めて連休になった時に開催する。
内容は文字通り「夜寝てはいけない」、そして寝ないために、みんなでみるDVDを1、2本(始めた頃はまだ動画配信サービス使ってなかった)、各自食べたいお菓子やジュースを準備、ゲームやり放題、漫画よみ放題。イメージはピノキオに出てくるこどもの国の室内バージョンだ。
私たち親は、息子に「もう寝なさい」と絶対言わない。自由と大人同じみたいな気分が味わえて、自分が子どもだったら絶対嬉しいことだ。親もこの日は寝ないナイトだからしょうがないなーというていで、だらだらのお手本見せられて楽しい。
結局、子どもも大人も眠くなって徹夜はしないのだけど、息子がソファーで寝てしまうのも可愛くて、子育て宝物モーメントだった。
「寝ないナイト」を始めたのは、多分、息子が家で楽しいことして完全にリラックスしたり、特別な(夜更かし)ことをしてもいい自分であるという自信を持つようにと思って。息子が小学生になって、学校生活は頑張ってこなしていたけど、担任の先生から発達障害疑いがあるので検査してと言われた。私は「それは個性とか、先生たちが指す成長のスタートが、生徒それぞれ違うだけ」と、先生の話は完全無視した。(この時は悔しくて先生に反論しながら泣いたし、私が傷ついちゃってかなり落ち込んだ。)しかし、私も何か、何か、息子の心だけでなく、私の心が安定することできないかな、と模索したんだと思う。
やっちゃいけないことは、本当にやっちゃいけないのか?枠の中に収まっていたら枠の外は想像もできない。枠は壊さなくてもいいけど、枠から自由に軽やかに出たり入ったりできるようになりたいし、なって欲しいんだな。そういう思いが「寝ないナイト」にはこもってる。
ただ単に家庭内プチ酒池肉林したいわけじゃないもんね。夜更かしというやってはいけないことを、家族共犯でやるのがまたいいんだわ。
息子が高校生になってからは、部活で疲れるし、勉強も遅くまでしないといけないし、で「寝ないナイト」は開催していない。もう次は友達同士でするのかな。孫とやらせてくれるかな。でも孫とする頃は、おばあちゃんもうソファーで寝ちゃったって、私が言われてるんだろうな。
やはり瞬間瞬間が宝物である。