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読書記録ノートのこと
noteを書きはじめて、もうすぐ2ヶ月になる。
好きな作品について記事を書く、ということが習慣になって、読書記録も色々な方法を経て少しまとまってきた。
今回は、そのことを書いてみようと思う。
栞とメモと付箋
私はズボラな文具好きだ。
読書をしながらメモを書き込める栞がずっと欲しかった!という記事も書いたことがあるけれど
ノートもペンも、書くことも好きなのに、記録のため今開いている本を閉じ、立ち上がってノートを開きに行く、という行動を面倒くさがって読書ノートはなかなか続かなかった。
…自分で書いていて、情けなくなってしまう。
そこで、メモしたい1文を逃さないために、付箋を貼るようになった。移動中に読む時など、メモが難しい場合も、ひとまずココフセンを貼っておく。
表紙や栞にケースごと貼り付けたり、クリップで挟んでおけるのが便利で、サイズ、カラーもいろいろあるところが気に入っている。
スマホアプリ
読書中、手元にペンが無いときには、スマホのアプリでメモを取っている。「引き出し日記」は、#読書記録 など、タグを付けておいて一覧することもできるし、何より検索をかけられるのが便利だ。
思考してまとめるのはペンのほうが良いけれど、気になった言葉や、シーンのメモなら十分使い勝手の良いアプリなので、継続して愛用している。
ここまで書きながら、読書中のメモは「どんな時でも何かに残すことができる」という状況を作るのが重要なんだと気がついた。
マンスリーカレンダー
そんな調子で、読書記録が苦手だった私がずっと続けているのは、映画やドラマも含め、とにかく「触れた作品名だけをメモしておく」という方法。
マンスリーカレンダーに、その日見た作品のタイトルを書いておき、読了したのか、途中なのか、それだけをチェックする。以前、記事にも書いた記録法だ。
「今月は本を◯冊、映画◯本」「この期間はドラマばかりで本を全く読んでいないな」というような振り返りがすぐに出来るところが気に入っている。
Kindle UnlimitedやAudibleなど、本に関するサブスクを使うようになり、気になって開いてみたものの、合わずに途中で挫折してしまうことも多くなった。そんな作品まで記録しておけるところも便利だと思っている。
市販の読書ノート
こんな風に読書をしてきたけれど、noteで記事を書こうと思った時に、やっぱり読書ノートを作ろう。と決めた。
メモとして散らばっているものをまとめつつ、その本のことをもう一度考えて、記事を書く。その手助けになる手書きのアイテムが欲しい。
けれど、真っ白なノートに作品を読む度にびっしり書き込むのは難しい気がした。書くスピードを読むスピードが上回ってしまい、1つでも「記入待ち」が出来てしまうと、今書きたい事があるのに、先にこの本を書かないと…。という状況が嫌になってしまう未来が見える。
そこで、市販のものに助けを求めた。
できるだけ可愛くて、ひとまずタイトルを書いておくだけでも寂しくならないくらい、賑やかな内容がいい。そう思って2冊を選び、映画やドラマ用と、読書感想用に分けて運用した。子供用だけど、書いてみて気がつくことも多かった。
羽海野チカさんの読書ノート。可愛くてメモ欄がページ半分あるのが良い。
無駄がなく100冊分の記録用紙と、巻末メモの構成。
ちいかわノート。イラストの数がすごい。◯冊達成!ページや、巻末の自分で作るランキングなど、きっと子供も喜ぶなぁ。先ほどのノートよりも厚みはあるけれど、50冊分。
書いてみて気がついた、
私が読書ノートに求めるものは
日付
作者名
ナンバリング
お気に入り度(★)
広いメモ欄
意外とシンプルだった。
心に残ったセリフ、好きなシーンなどは
入りきれないほど書いたり、スカスカだったりして
「もっと自由に書きたい」欲が出てきた。
そして、真っ白ではないノートを使うことで
「とりあえずタイトルを記入して、次のページに今読んでいる本のメモを取る」が可能になる、というか、自分の中で「最低限必要なのは、タイトルと日付だけ」という意識に出来たのは大きいことだったと思う。
ロルバーン
今年からは、記録をロルバーンへ移行した。
必須の内容は少ないので、小さめのサイズでも十分。
真っ白なページに、もはやプレッシャーはない。
とにかく、日付スタンプを押し、タイトルとナンバリングを書く。余裕があれば作者名と★を書いて、記事を書く前にはメモを集めてきたり、あれこれ考えながらペンを走らせる。
そして、投稿したらページの端にマスキングテープを貼って、まだ投稿していない作品がすぐに分かるようにしている。
今のところ、この方法ならストレス無く継続出来ている。
実は、年末に「リングリムーバー」というアイテムを手に入れ、ロルバーンの中身をいつでも入れ替えられるようになった。増えてきたら、映画と本を分けたり、50音順にしたりするかもしれない。
今後も良い方法があれば、どんどん取り入れていきたいと思っている。
※これがリングリムーバー。近くのお店で尋ねたら、レジ内で「ねえ、知ってる…?」「えぇ…?」「ごめんなさい。置いてないみたい」と気まずい空気にしてしまった。
最後に
長くなってしまったけれど、以上が私の読書記録遍歴である。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
続けられるのが一番。
プレッシャーにならないのが一番。
という、ゆるゆる記録法。
これしか続けられなかった、という側面もあるけれど、少しずつ改良してきた愛着もある。
こうして試行錯誤することも、記録を続ける楽しみの一部になっているのかもしれない。
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