【詩】愛のおみやげ
いいおみやげを見つけたんだ、と
出張帰りのあなたからのLINE
ああ、早く渡したい、と言いながら
「最高のお土産なんだ」
「これしかないと思った」
「君そのものだと思った」と
自ら上げ続けるハードルに
やや心配になる私
サプライズができない性格
子供みたいね
実際にもらったおみやげは本当に素晴らしいもので
高さMAXになったハードルを楽々超えてくれたので
大袈裟に喜ぶ心づもりをしてた私は
安堵いたしました
中身はなくなったけれど
瓶は大切にずっと持っている
「私そのもの」という意味がわかった時の感激、
まっすぐなあなたの愛とともに
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