「シン・エヴァンゲリオン劇場版」鑑賞
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』
総監督:庵野秀明
監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏
声:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾、三石琴乃、立木文彦 ほか
上映時間:155分 公式サイト
2007年から始まった「新劇場版」シリーズの最終作。
前作から9年を経て、ついに公開!
これで最後という意気込みが全カットにみなぎっていて、瞬きが惜しい。落涙さえ鬱陶しい。
画面を凝視しつづけた。
エンドロールで落ち着き、宇多田ヒカルの歌を耳に入れながら泣いた。
マリかっこいい。破で一目見たその時から好きでした!(知らんがな
ミサトさんやっぱり本当にかっこいい!
綾波!
アスカ!
シンジの存在意義にハッとした。
そして、まさかゲンドウに共感するとは。
強い悲しみを引きずりまくっていた男だった。薄々気付いてはいたが。
喪失を認めずに暴走。
秀でた知識を駆使しての暴挙。
神をも超えようと・・・。
とんでもない傲慢で、自己中心的な再生計画。
破滅の世界に届く光は、叡智の槍。
壮大な天地創造、神秘のSFを、科学技術の極みといっても過言ではない作画で展開。
画ヂカラ半端ない。
新しい単語が多くて情報満載。
脳の処理能力が活性化。
哲学と倫理を貫く人間ドラマの深みが心地いい。
新世紀と新劇場版の最終目的地である本作でついに過酷な役割を背負わされたパイロット達の苦悩が終わった。
悲しみ、痛み、苦しみ、悔しさを超えるのは、他者とのつながり。あと、やっぱり愛。IT'S ONLY LOVE.
対話して溶け合うことこそ未来。
終劇。
今の世はシンジが、シンジ達が救ったように感じさせてくれる締めに胸が熱くなった。
館内が明るくなって空腹に気が付き、生きてることを実感。
スタッフ、キャスト、エヴァンゲリオンに関わるすべての皆様お疲れ様でした。
そして、ありがとうございます。
膨大な魅力は終劇後も色褪せないだろう。
エヴァ後の庵野さんの創作活動が楽しみ。
★3/27
初日以来の2回目を観た。
エヴァの叡智を浴びている感覚。すごい至福。
孤立無援じゃない世界ありがとう。
クレジット(credit)の綴りと似ている「KREDIT(クレーディト)」は、劇場版に携わるすべてのスタッフを表現しているのかな。
序
http://akiravoice.blog.jp/archives/51108791.html
破
http://akiravoice.blog.jp/archives/51886669.html
Q
http://akiravoice.blog.jp/archives/52301105.html
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