事故物件怪談 恐い間取り
事故物件怪談 恐い間取り
著:松原タニシ
生々しいホラーエピソード集。
事故物件を渡り歩くことをネタにしなきゃいけないなんて、芸人さん大変だなぁ。
でもこの企画は、興味本位の物見遊山っぽくて良くない感じがする。
死相が出ていると言われた松原タニシさんが心配。
黒は不吉の色。それを本の色にするのやめて。
「残穢」ほどの深掘りは無いが、間取りを載せることで恐怖が身近に感じられた。
怪談は案外、身近にあるんだろうなぁ。生と死は共存しているのか。
怖さはもちろんあるが、命を落とす悲しみもにじんできてなんとも言えない読後感があり読み終わって思い出すと、恐怖が近寄ってきそうで震える。
すぐ忘れよう。忘れることも生きること。
映画化される。
https://movies.shochiku.co.jp/jikobukken-movie/
煽らずあざとくなく淡々と恐怖を積み重ねていく映画になってるといいな。
→観た。(8/28)
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