【読書感想文】 『黄金虫変奏曲』 リチャード・パワーズ 森慎一郎・若島正訳 みすず書房
タイトルのもとになっている、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」が自分はとても好きで、ポウの『黄金虫』は、自分は怖く、でもどちらも子どもの頃から一番影響を受けている作曲家、作家です。
あまり内容は書きたくないので控えますが、
素敵な恋愛のお話。遺伝子暗号を読み解きながら。
本当に素晴らしい作品でした。
品のある文章。美しすぎるお話。
J.S.バッハを聴きながらだと加速する。
自分はレコードを持っててこの本もレコードを聴きながら。
あるいは無音で、曲を思い出しながら。
まっすぐな、正面からの文章。
読んでいると頭の中がすっきりします。
とても好きな作家です。
「ゴルトベルク変奏曲」が大好きな私は、始まりもすでに気分が上がったが、終わったとき、
めちゃくちゃ興奮しました。
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