群青いろ上映会
キノコヤ群青いろ上映会。お友達の高校生が企画。日曜日に観に行きました。
『鼻歌泥棒』
日本にまだ裁判員制度がなかったころに撮られた作品。一般の、赤の他人が罪を犯したひとを裁くのか、どうか。
とても重たい内容。だけどよくこんな発想出てくるなって、すごい。
事情も事件の詳細さえも何も分からず。ただ”ひとを殺した”ということだけを知っている。
ずっと苦しかったしどうなるかこわかったけど、ラストがとてもよかった。
光とか生きる希望に満ち溢れてますからのひとのシーンは本当に共感した。目の前を見てほしい。相手を見て。
『夕日向のおちるこえ』
重たいけど一本目よりは。
家族がテーマの作品。
いろいろな形の親子が出てくる。
メインの引きこもりの息子がいる母と子。
借金して仕事もクビになった父と中学生の娘。
無許可営業の店長とその母親……
ラストすごくよかった。
群青いろの作品はドラマチックだけどすごく共感するシーンが必ずある。
ストーリーはもちろん、音楽や音もとてもよいなと思いました。
アフタートークもあり、たのしい会でした。
以前ポレポレ東中野で『14歳』を観ましたが、その前日に偶然会って作品を勧めてくれた高校生が企画。
第二弾も企画するそうです。
群青いろ新作を一緒に9月に観る約束。
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