「情けは人のためならず」ってどういう意味?
こんにちは、じゅくしんです。
最近、こちらの本を再読しています。
こちらの翻訳者前書きの部分に、
「この本の内容は一言で言うと、情けは人のためにならず、である」
と書かれていました。
で、私はこれを読んだとき、
「えっ?」
となりまして、人に親切にすることを推奨する本なのに、なぜ真逆の意味を使っているのだろう?とちょっと意味が分からなくて、しばらく考え込んでしまったのですが、言葉の意味を調べてみると、恥ずかしながら私、この言葉の意味を間違って覚えていました。。
つまり、
人に情けを掛けて助けてやることは、結局はその人のためにならない
という意味で覚えていたわけですが、本来の意味は
親切な行いがいつかは自分に戻ってくる
という意味でした。
つまり、ギバーになろうって意味なわけです。
いやーなんというか、こういう言葉の誤用って、なにかきっかけがないと気が付かないものなので、なにか対面で恥をかく前に気が付けてよかったです。
意外とこういった言葉って間違えて覚えていることも多いですし相手が間違った意味で覚えていることも多いと思いますので、使う時はちょっと注意しなければならないなと感じました。
例えば本来の意味と逆の意味で間違って使われている言葉として他に思いつくのが、
「役不足」
とか
「煮詰まる」
とかです。
意外と、みんなここら辺の言葉って多用するわりに、意味がそれぞれ違ったりしますので、難しいです。
基本的には前後の文脈から判断できるわけですが、読んでいるときに、あれ?これどっちの意味だろう?って悩みますので、まー、自分の知識不足を棚に上げるわけではないのですが、こういう、相手に誤解を招きやすい言葉ってあまり使わない方がいいのかなぁと感じます。
まー、何が言いたいかというと、日本語って難しいー!ってことです。