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<眼鏡店とコロナ.04>バッドストーリー

眼鏡店とコロナのバッドストーリーは2020年でなんとか終息するという設定。

5/6までという非常事態宣言は何度と延期され、気づけば年末。みんな疲弊しきってる。一斉に緩和ではなく少しずつの緩和から消費も少しずつ回復。クリスマスで爆発と言った感じ。これもどこか現実味がかけるけど、こんな風になったらいいな。

でも半年以上もこんな生活をしていたら、どんな形で世の中が変わっているのだろう。リモートワークを国は推奨しているが、人を介して行われるサービスが多く、オフィスだってどの企業も立派に備えてきた。働き方改革って言ってたけど、本気で働き方改革しないと、時間を持て余した会社員はただただ流れるテレビを見て、飽きたらSNSを見て、生産性のない時間がすぎるだけ。リモートワークだっていきなり言われても出来る人と出来ない人の差が大きく結果として出てくる。よく組織は8:2の法則と言われた。組織を動かすのは2割の人間で、残りの8割は言われたことをこなす人間。つまりは労働者。この8割が自ら仕事を見つけ行動に移すとは思えない。というよりそのマインドから教育し直さないといけないがそれには大きな時間と労力が必要になる。もしリモートワークがうまく機能し会社を維持させることができた時は、今の全社員は会社に戻れない。だってリモートワークで出来てしまえば、出社しなくても会社が運営出来るし必要ない人種も明確にわかってしまう。それなら派遣やバイトで済んでしまう。

果たして企業は、店舗は、継続できてるのかな?流石にこのままでは夏を越せる企業は限られてくるはず。リストラして息を潜めた経営を強いられるはず。もちろんボーナスなんか期待しちゃダメ。リストラしないのであれば新たな事業を作り出し、トライ&エラーを繰り返しながらも前に進んでる。多分この決断は早ければ5/6の非常事態宣言の延期とともに判断しないとに乗り遅れる。

こんなこと書いてたけど、気づけば眼鏡店のことを忘れていた。
眼鏡店はこれまでオンラインショッピングに否定的だった。それはこれまで『半医半商』といって、実店舗での接客を必須と考えていたから。眼鏡を作る上で視力測定が仕事の大きな要因だし、眼鏡は実際に掛けないと似合う似合わないもわからない。オンラインで展開しようとした企業はいくつかあったがなかなか上手くはいっていない。上手くはいってないけど、どの企業も試行錯誤しながら、新しいテクノロジーやサービスを取り入れながら発展している。でもこうやって営業自粛です。ってなったら実店舗は売上を出すことは出来なくなってしまう。当分の間、この世から眼鏡がなくなることはないだろうが、売り方は考えなきゃいけない。
フレームのお試し貸出?リモート接客?ちょっと面白そう。でも肝心の視力測定が出来ない。スマホで視力測定できるツールがあるとかないとか。でも見え方の確認が出来ない。やっぱり難しいけど、どこかに答えがあると思ってる。それはもしかしたら妥協点かもしれない。それでもエンドユーザーが満足してくれるならそれでも良いと思ってる。なぜならこんな時代だし、不安しか見えない世の中だから。

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