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【アリーナツアー#19】LaLa arena TOKYO-BAY Dec 2024

野球がオフシーズンということもあり、先日、横浜国際プールにてB.LEAGUEを観戦した後、すっかりバスケがマイブームになった今日この頃。

まだまだルールがわからないですし、推しチーム・選手も捜索中の状態ですが、まずは質より量だ!!
ということで、LaLa arena TOKYO-BAYで千葉ジェッツ対島根スサノオマジックの試合を観戦してきました。
横浜国際プールは既にあるものを最大限活かしたアリーナだと思いましたが、LaLa arena TOKYO-BAYはバスケのために作られた最新のアリーナで、同じ競技を見ましたが、また違った体験をすることが出来ました。


千葉ジェッツふなばしとLaLa arena TOKYO-BAY

LaLa arena TOKYO-BAYは2024年に出来た新しいアリーナで、千葉ジェッツふなばしがホームアリーナとして使用しています。

千葉ジェッツは、普段プロ野球しか見ない私でも聞いたことがあるクラブで、渡邊 雄太選手や富樫 勇樹選手が所属していることでも有名です。
さすがの私も渡邊 雄太選手や富樫 勇樹選手は知っていますので、少し親近感?を感じます。

独特の形がかっこいい

LaLa arena TOKYO-BAYが出来たことは、ニュース等で知っていたのですが、その頃はバスケに興味がなく、まさか自分が行くことになるとは…

B.PREMIRE参入のために自治体とともに新アリーナを建設したり、既存アリーナを改修するのがムーブメントとなっていますが、LaLa arena TOKYO-BAYは全て民間が出資したアリーナとなっています。
事業者となったのは、千葉ジェッツ親会社のMIXIと近くにららぽーとがあることからシナジーを見込める三井不動産で、クラブへの期待がしっかりと表れている点かと思います。

アクセス

JR京葉線・南船橋駅が最寄り駅となっており、LaLa arenaは南口近くに位置しています。
南口に向かうと、LaLa arenaへの案内が山ほど出ているので迷うことはないでしょう。
案内は、南船橋駅に直結している商業施設・LaLa terraceを通って、アリーナに向かう形となっています。

実はこの行き方は若干遠回りで、最短経路は南口からLaLa arenaに入らず、右手にある階段を降りて歩道をまっすぐ進む形かと思います。
混雑も考えて、若干迂回させたり、回遊性を高めるために、LaLa terraceを通る形を推奨しているものと思われます。

LaLa terraceは、至る所に千葉ジェッツの何かが溢れており、千葉ジェッツブースターの皆さんは、こちらを通った方が楽しいのではないでしょうか?
アリーナに向かう間も楽しませてくれるなんて、素晴らしいですね。

チケット

B.LEAGUEは、どのクラブのチケットを購入する場合でも、B.LEAGUEチケットから購入可能です。

アカウントもリーグで共通となっており、一度登録するだけで簡単にどのクラブのチケットも購入できます。
また、チケットを表示するためのアプリもリーグで共通です。
横浜国際プールの時にも書いたのですが、これ本当に素晴らしいですよね。
プロ野球だと、各チームで会員登録が必要で非常に面倒なんですよね。
せめて、パリーグだけでも上手くできないかな〜

千葉ジェッツは、ダイナミックプライシングを採用していますが、プロ野球のように、極端すぎる金額まで上昇しているということはなさそうです。
ただ、そもそも千葉ジェッツは人気チームな上に、新アリーナ効果でチケットが基本的には売り切れ状態なので、購入時は金額を気にしている場合じゃないとのことです。

エントランス

LaLa Terraceの中を通り抜けて、IKEAも過ぎると、LaLa arenaは目の前!
千葉ジェッツのロゴが遠くからでも目立ちます。

キッチンカーやゴールやアスレチックが置いてあるエリアがあり、入場しなくてもなんだか楽しそう。

また、タイミングが良く、チア・STAR JETSのパフォーマンスを見ることが出来ました。
既に開場時間を過ぎていましたが、多くのブースターがパフォーマンスを見ていました。(近くのテーブルで一杯やりながらという人も!)
プロ野球だと、スタジアム内でパフォーマンスを行っているチームが多いので、会場外で見れるのが新鮮です。
チケットがなくても、パフォーマンスとキッチンカーのグルメを見たり食べたりするだけで、十分楽しそうです。

さあ、パフォーマンスも終わったようなので、入場しましょう!

ご搭乗ありがとうございます

さあ、手荷物検査をすませ、QRコードを提示し入場!
「ご搭乗ありがとうございます」

ご搭乗…ご搭乗!?
なるほど、千葉ジェッツのジェッツは、ジェット機 飛行機から来ていたんですね。
それで、「ご搭乗ありがとうございます」ってことですね!
これは楽しい気分になりますね。
そして、これが徹底されています。
チケットを読み取ってくれた方も、アリーナ内で案内してくれた方も、お会計をしてくれた方も、全員「ご搭乗ありがとうございます」って言ってくれます!
世界観作り素晴らしいです。

他にもアナウンスがかかる前に注意を引くメロディーも、空港で使用されているものとなっていたり、3F VIPフロアのスポンサーがJALだったり(これはたまたま?)と、至る所でこの世界観がしっかりと作られています。

RISUKEさん!?

って、アリーナMC・RISUKEさんじゃないですか!
我らがベルーナドーム・スタジアムDJのRISUKEさんが、アリーナMCをされていました。
されているとは聞いていましたが、なんだか実家のような安心感。

野球の時は選手名のアナウンスがメインですが、こちらでは試合後のHCや選手へのインタビューもされており、いつもよりも長く活躍を見ることが出来ました。
RISUKEさんロスだったので嬉しい。

コンコース

入場すると、千葉ジェッツと書かれた大きな絨毯とモニュメントがお出迎えしてくれます。
出来たばかりということもあり、とても綺麗です。

また、天井の高さが非常に高く、開放感があります。
そして、案内の看板が頭上についていますが、なんだか空港のようなデザイン。
天井の高さとともに、千葉ジェッツの世界観とマッチしています。

試合終了後に撮影
広い!

コンコースは非常に広く、フードの行列とアリーナ内を移動する動線が被ることがなく、人の多さに対して、かなり快適に歩き回れるな〜という印象です。
この日は、ほぼ満員でしたが、その状態で余裕があるような状況。

試合終了後に撮影

アリーナ内を見ると、まだまだ何もないスペースが、ちょこちょことあり、これはまだまだ何か拡張を考えていますね…
エスコンフィールド北海道と同様に、何度来ても変化があるアリーナなのかもしれませんね。

2F/4Fが座席への入口とフードショップが並ぶエリアで、1Fはグッズショップと座席への入口、3FはVIPフロアとなっています。
別フロアへのアクセスは、エスカレーターがメインとなりますが、エレベーターや階段も用意されています。

トイレは、各フロアにかなりの数用意されており、ディスプレイには空き状況も表示されるなど、非常に新設。

そして、本当にB.LEAGUEはすごいですね。
横浜国際プールでもおもてなしを感じたのですが、LaLa arenaでもトイレにおしぼりや綿棒のおもてなし。
本当にすごいですね。
プロ野球だと、VIPフロアではあったりしますが、普通のエリアには、特に何も用意されていません。
むしろそれが普通なのですが、B.LEAGUEではその普通のレベルが非常に高いです。

フードについては多いとは言えませんが、きっちり揃っており、困ることはなさそうです。
選手とのコラボグルメは、すぐ売り切れてしまうとか。

試合終了後に撮影

座席で食べることも可能ですが、イートインコーナーも用意されており、ビールを片手にご飯を食べているブースターの方が多く見ることが出来ました。

さて、今回は4Fの席ですので、そろそろエスカレーターに乗って、席に向かいましょう。

座席

エコノミーサイドC

4Fは、前列と後列に分かれているのですが、今回は前列の最前列。
高さはあるものの、コートまでは思ったより近い印象。

コート全体を見渡すことが出来る席です。
リボンビジョンにセンターハングビジョン(こう呼ぶの初めて知った)が、よく見えます。
ちなみに某球場で文句を言っていたライトの問題ですが、この席では眩しいと思うことはありませんでしたが、2Fの座席にライトが当たっていましたが、ほぼ真上から当たっていることもあり、眩しいと思うことはなさそうです。

座席は、背中部分はプラスチックですが、お尻部分はメッシュ生地となっていて、まあまあな座り心地。
この座席はフロアに関わらず、ほとんどの席で採用されているようでした。

足元はかなり広々としており、人が通る際に立ち上がったりすることなく、通行可能です。

ちなみに、最前列には落下防止の柵がついていますが、エスコンフィールド感がありますね。
観戦の邪魔になることはありませんでした。

プレジャーエンドC

この後、お話ししますがいろいろあって、ゴール真後ろの席でも観戦してきました。
座席は、先ほどのエコノミーサイドと同じ座席です。

先ほどの席も、コートまで近いな〜と思ったのですが、当然もっと近いです!
指示を出す選手の声、ボールが弾む振動など、先ほどの席では味わうことのなかった体験をさせてくれます。
フリースロー時、選手が醸し出す神妙な雰囲気も感じ取ることが出来ます。

ビジョン

コートの真上に位置するセンターハングビジョンと客席を囲むリボンビジョンが用意されており、どちらも試合状況の確認や演出に使用されています。

センターハングビジョン

コートの真上に大きなセンターハングビジョンが用意されており、試合中は試合の模様とプレーしている選手の得点やファウルの状況が表示されており、観戦に欠かせないものとなっています。

こちらがコーナーの部分で、今コート上にいる選手や得点・ファールの状況が表示されます。
よく見ると、中にもビジョンがありますね。
選手やビジョンに近すぎる席の方向けですかね?

横浜国際プールでも行われていましたが、試合中に飛び交う、ちょっと難しい言葉はビジョンで解説が流れます。
いきなりオーバータイムって言われても、わからないから本当に助かります。

試合開始前の選手紹介もカッコよく表示してくれます。

リボンビジョン

コートを囲むように(一辺分ないけど)、設置されているのがリボンビジョンで、これも演出には欠かせません。
攻撃している時は「GO! JETS!!」、守備の時は「DEFENSE」と分かりやすく盛り上げてくれます。

スコアやタイムも表示されています。

もちろん、スポンサーのロゴも表示されていました。

他にも、1Fの座席裏にもリボンビジョンがあったような…
すみません、写真撮り忘れました。

グルメ

本編です!!
アリーナに向かう電車の中で、グルメ情報をしっかり見てきたので、もう買いたいものは決まっています。
早速買いにいきましょう!

荒尾岳「タンク荒尾のヤベーコン串」 800円@CHIBAJETS GOURMET STAND 4F-01

めっちゃでかい。
荒尾選手とのコラボグルメです。
とにかく大きなベーコンで、肉を食べているという気分を味わうことが出来ます。
ちょうど良い塩っけでした。

ちなみに、袋には背番号と選手名がシールで貼付されていました。

小川麻斗「あさとのばり好きっちゃ明太ソースオムライス」 1,300円@CHIBAJETS GOURMET STAND 4F-01

小川選手とのコラボグルメは、ご本人が大好きなオムライス!
福岡県出身ということもあり、明太ソースがかかっています。
オムライスがコラボグルメなんて、おしゃれさんですね。

ハイライト

ここからは、本編ではお伝え出来なかった内容を写真とともに、ダイジェストでお送りします。

コインロッカーがたくさん
ライブの時には、多くの利用がありそうです
アリーナ内には、多分なかった
3Fから南船橋駅方向
IKEA大きい
もしかして、実際の大きさ?
めちゃくちゃ優勝してますね
強い
RISUKEさんに挨拶するジャンボくん
チアの皆さん、試合前から試合終了まで大活躍!
お疲れ様です!
選手紹介!
炎まで飛び出します
試合開始直前!
準備は完璧です
モップにまで広告が!
確かに目立ちます
満員御礼!
負けてもコートを一周し、ブースターに感謝を伝えます
プロ野球にはない文化!
!?
UPSでも入れてるの?防災用ですかね?
ほうほう、この表示いいですね

GAMEDAY PROGRAM

搭乗すると、入口でもらえる「GAMEDAY PROGRAM」が本当にすごい!

まず、表紙の下部に今日の日付と今日のメインスポンサーが印刷されています。
ということは、この日だけのために印刷されているということです。(だよね?)
これ本当にすごいことですよね。新アリーナ効果もあり、チケットがほぼ完売しているため、無駄になりにくいというのはわかるのですが、かなりコストがかかっているはずです。
プロ野球も、昔はカードごとにプログラムを作っていましたが、今はHPに置き換わっています。
HPも悪くないのですが、観戦中にさっと取り出しやすいのは、紙です。
また、こういうのはお土産になります。
その昔、ライオンズもカードごとに作っていて、私が購入して家に置いておくと、親が読んでいたりなんてことがありました。(Lism好きだったんだけどな〜)
こういうところから、新たなファン獲得なんてこともあるかもしれません。
是非、続けていただきたいですね。

もちろん、内容も素晴らしいです。
選手の紹介にフロアガイド、バスケのルール、グルメ、グッズ、チアやアリーナMCの紹介など、アリーナでの観戦を楽しむための情報がたっぷりです。

内容の中で最も素晴らしいと思ったのは、ビジターチームの選手紹介ページがあること。
ブースターの皆さんは、ご存知ないかもしれませんが、これ当たり前ではありません。
プロ野球のスタジアムを結構回ってきましたが、ホームチームが作成している資料で、ビジターチームの選手を紹介していることなんて、ほぼほぼありません。
(地方開催だと、たまにあったりするけど…)

B.LEAGUEって、本当に暖かいですよね。
初めて見た時は本当に驚きましたが、相手チーム紹介時に手拍子でホーム側のファンも一緒に盛り上げるなんて、プロ野球では起こり得ません。
どちらが良いとか悪いとかではなく、B.LEAGUEの文化と受け取っていますが、本当に素晴らしいと思います。
試合に負けた後も、すぐ選手へ暖かい拍手が飛ぶのを見て、これもまた素晴らしい文化だと感じています。
正直なところ、まだそれに慣れていないのですが、早めに慣れて、バスケ観戦をもっと楽しんいきたいところです。

ゲームレポート

逆転に次ぐ逆転、双方譲らぬ展開で、OT2まで突入した激アツゲームとなりました!

特に印象に残ったのが、千葉・渡邉選手と島根・安藤選手!
2人とも超すごい選手とのことですが、素人でもわかるくらいコート上で輝いていました。

延長戦でも決着が付かず、OT2まで突入するのは非常に稀とのことで、幸運にもたっぷり試合を楽しむことが出来ました。
初めて観戦した横浜国際プールでは、わずか1点差!
今回はOT2に突入する大激戦!
好ゲームを観戦することが多く、よりバスケ熱が高まりそうです。

ゲームレポート U 18

さて、帰るか…と思ったら、
なんと2試合目として、U 18ユースチームの試合が行われました!

先ほどまで、プロがプレーしたコートでU18の選手たちが後座として試合をするとのことで、すごい企画ですね。
こんな特別な体験できるなんて、U 18の選手は嬉しいだろうなと思ったら、これは時々行われている普通のこととのこと。
ブースターはもう未来のスターがプレーする姿を見ることが出来、U18の選手はプロの舞台で試合が出来ると一石二鳥な試合です。
クラブは…未来への先行投資ですね。

U18の試合は、1F席が自由席として開放されましたので、私も4Fから降りて1Fで観戦してきました。
1Fはやっぱり迫力がありますね〜

U18もOT突入

U18の試合でも、演出はしっかり行われますし、RISUKEさんによるコールもあります。
ちなみに、こちらの試合もOTに突入し、RISUKEさんたちは2試合続けての運営だけでも大変なのに、さらに大変になると…本当にお疲れ様です。

RISUKEさんや選手の頑張りもあり、OTの末、千葉ジェッツU 18が勝利!
最後まで残ったブースターからの歓喜の声を受け取ってくれました!

こちらの試合は、Youtubeライブで配信され、今も視聴可能になっています。

おわり

新しい香りがするLaLa arena TOKYO-BAYは、私でもわかるほど、バスケが見やすく、今後新たなアリーナが出来た際に指標とされることは間違い無いでしょう。
一般的には、新設から時間が経てば経つほど、目新しさがなくなり、注目度が落ちていく傾向があります。
しかし、LaLa arenaに搭乗したことがある方はご存知かと思いますが、まだコンコースに何もないエリアがあったり、ゆとりが残っています。
これからブースターの声や他アリーナの状況を見て、拡張するために、残しているものだと思います。
これは他競技ですが、エスコンフィールド北海道が同じような形で運営されており、余地を残しておき拡張を重ねることで、来るたびに新しい何かを見せることができるようになっています。

現在、新アリーナ効果もあり、毎試合ほぼ完売となっており、すぐに行くことは難しそうですが、年に1度ほどお邪魔して、進化を見ていきたいな〜なんて思っています。

普段は野球しか見ていませんでしたが、他のスポーツもやっぱり面白いですね。
今年は、野球に限らず、さまざまなスポーツ、そしてスタジアム・アリーナを見ていきたいと思います。

次は、初詣に行こうかな?

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