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2024/9/30 退職しました

2020年10月から4年間勤めたSpecteeを本日付で退職いたします。

私にとって、あるいは読者にとって、私の退職エントリというものが何かの役に立つとは思えませんので、感謝の気持ちだけを残しておきたいと思います。

人生のどん底から引き上げてくれたSpectee

Spectee入社前、私はスタートアップを転々としている時期でした。

新卒から10年務めた大企業のA社を辞め、2018年11月にスタートアップのB社で働き始めました。しかし、半年ほど務めた2019年4月に適応障害(環境要因のうつ症状)を患ってしまいました。なんとか働くことはできたものの、2019年8月から休職、翌年2020年3月にB社を退職いたしました。

B社退職当時、2020年、世界はコロナ禍に向かっていました。社会全体が大きく揺らぐ中での転職活動でしたが、なんとか5月入社でC社に転職することができました。しかし、その職場でもトラブルがあり2ヶ月後の7月には転職を考え始めていました。

コロナ禍真っ只中、C社も入社2ヶ月、という状況であったにも関わらず、ありがたいことにSpecteeから内定をいただくことができました。

実は、当時あまり深く考えずに入社を決めていました。
半分投げやりな気持ちもあったように思います。なぜならB社C社の経験が私にとってはあまりにも悲惨だったからです。当時は人生にもあまり希望を持てず、仕事で楽しむことなんて全く期待していませんでした。

しかし、入社してみれば、Specteeは働く環境もとても良く、当時は主軸のサービスのSpectee Proもプロダクトマーケットフィット後という状況でした。会社の成長を実感をしながら日々を楽しく過ごしていました。

人生のどん底の当時の状況で採用していただいたSpecteeには本当に感謝しています。そして、会社への感謝の思いはその後の私の4年間の活動の大きな原動力になっていったと思います。

入社後の私の活動を支援してくれたことへの感謝

入社1年ほど経ってから徐々に組織が大きくなってきました。

その頃から、自律的なチーム活動を行えるようにするためにスクラムを導入したり、採用強化するために技術広報的な動き方をしてみたり、会社の業務時間を使ってカンファレンスに参加したり、Certified Scrum Masterの研修を受けさせてもらったりもしました。

単なる個人的な成長のためだけの活動ではなく、会社の成長に合わせた活動であったため、当然、否定されるようなことをしてはいません。とはいえ、個人としての成長を会社として本当にたくさんの支援をしてくれました。

私の成長を支えてくれたSpecteeへの感謝は尽きません。

ともに歩んでくれた仲間への感謝

Specteeで私は仲間がいたことで歩んでいくことができました。
スクラムの導入は私だけでは何もできませんでした。ともに歩む仲間がスクラムという枠組を信じて、歩んできてくれたからこそ、導入が進んでいきました。

途中、さまざまな困難とも出会いました。その中でメンバーに苦しい思いをさせてしまったこともありました。私の問題ではないかも知れません。しかし、私がスクラムを持ち込まなければ苦しい思いをしなかったかも知れません。

そういった経験も含め、それぞれの思いの中でみんながチャレンジし続けてくれたことには本当に感謝しています。

そして、その仲間と過ごした時間は私の大切な宝物です。

ありがとう

どん底人生から入社したSpectee。
Specteeと出会って4年経った今、私は幸せです。

ありがとう。楽しかったよ。

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