今日の召し上がれ
〜お野菜とハーブのコンソメスープ〜
ビタミンやミネラルを豊富に含むとされるアスパラ、玉ねぎ、人参、セロリ、蕪、パセリに加え、「若返りのハーブ」とも呼ばれるローズマリー、メラニン色素の生成を抑えると言われるヒースをコンソメスープにしました。
アスパラ
ギリシャでは紀元前から薬として使われたと言われています。
旨味成分のアスパラギン酸やルチンを含みます。アスパラギン酸は疲労回復に効果があると言われています。
パセリ
ビタミンCは野菜、果物の中でトップ。
カロテンも人参とトップを争います。
鉄分はほうれん草の4倍、貧血に効果的。
抗菌、殺菌、体臭、口臭予防に有効な成分ピネン、アピオールを含みます。
そもそもパセリが臭いと感じている人がどう思うかは気にしない方が幸せかも知れません。
西洋人参
一般的にスーパーなどで出回っている人参は西洋人参です。金時人参などの東洋人参は色や味は濃いのですが、栄養素は西洋人参の方が多いと言われています。人参と言えばカロテンが豊富ですが、これも西洋人参の方が多いと言われています。さらに鉄分、カルシウム、リン、葉酸を含むので、貧血、高血圧、免疫力向上にも期待できそうです。
玉ねぎ
「医者いらず」と呼ばれる野菜や果物の一つです。古代エジプトでは奴隷たちが玉ねぎを食べながらピラミッドを作ったとか…あまり良い印象を与えてくれませんね…
クエルセチンは血管を丈夫に、サイクロアリインはコレステロールを抑制すると言われています。
カルシウム、リン、ビタミンB1も多く含むので、塩分を排泄し、高血圧などにも効果が高いようです。
セロリ
カリウム、β-カロテンやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどを含みます。
ビタミンCは肌の潤いやハリを保ち、
ビタミンEは血行促進・新陳代謝を活発にすると言われています。
美肌、美容に重要な栄養素が両方含まれる、女性に人気の野菜。「セロリ美人」という言葉が流行りそうな気配…はまだありませんね…
ローズマリー
血管を強くし、血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進すると言われています。細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから、「若返りのハーブ」とも呼ばれます。
ヒース
ヒースの花や葉にはアルブチンという成分が含まれており、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を阻害してくれます。美白効果があることで知られており、パックやローションなどにも用いられています。
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詳しいレシピ
アスパラガス…1束
セロリ 大…2本
人参 大…1本
玉ねぎ…2ヶ
蕪の葉…1束分
パセリの茎…1束分
乾燥ローズマリー…5g
乾燥ヒース…5g
昆布…iPhone5程度の大きさの物1枚
水…6ℓ
燻製塩…適量
お野菜を準備します。
お野菜を全て1時間ほど水に漬け、綺麗に洗います。
玉ねぎは皮付きのまま使います。
きのこやゴボウ、生姜や胡椒、その他ハーブやスパイスを加えても美味しくなります。
また、普段からお野菜の皮や端っこなどを取っておいて使っても良いでしょう。
ジャガイモやカボチャ、レンコンなど、でんぷん質のある物は控えた方が良いかもしれません。
アスパラガス、セロリ、人参、玉ねぎを繊維に対して直角に2mm程度の厚さにスライスします。
出汁をとります。
大きなお鍋に燻製塩以外の材料を全て入れ強火にかけます。
沸騰してきた所で弱火に落とします。
昆布の粘りとお野菜のアクが出てくるので、丁寧にすくい、そのまま5時間程弱火で煮込みます。
仕上げます。
ザルなどで漉し、もう1度リードペーパーやネル生地など目の細かい物で漉します。
最後に燻製塩で味を整えて召し上がれ。