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天狗の台所 〜遺伝子がGOと叫ぶ里の四季、暮らしの風景〜

あああぁ、、、じーんとする

心が微細な動きで震えてる

俺の人生で、里の暮らしは経験ないのに
俺の中の何かが共振している
懐かしい、懐かしい、懐かしいよ
そう言ってる気がするのです

このドラマを見るたび
毎回、そんな感覚になるのでした

その震えた何かとは、なんだろう?

不都合だらけの暮らしに憧れてしまうのは
何世代も受け継いできた日本人の
遺伝子ということだろうか

天狗の台所

アマプラ・Netflixともに配信中


というのも、俺
昨日で、このドラマを3回目を見終わりました

ドラマを3回見るって凄くないです?

実は俺、しつこい性格も持ち合わせていて
ほんと稀なんですが
3回以上、見直すことがあるんです

そのひとつがこれ、天狗の台所

あらまし

ニューヨークに住む14歳の『オン』くんが
日本のド田舎に住んでいる兄『基:もと』の所へ
1年間、生活をしにゆくというもの

彼らは天狗の末裔らしく
天狗の末裔は、14歳になったその日から
必ずこの天狗の地で1年間
隠遁生活をしなければならない仕来りがあった

オンは、久しく会っていなかった兄を
受け入れることができず
また、ネット環境のない
ニューヨークとは真逆の田舎暮らしに
なじむことができずにいた

基のマイペースな暮らしぶりに戸惑う毎日

そんなある日、基の背中に
天狗の羽が生えていることを知る

そしてオンの背中にも
羽が生える可能性があることを知り
動揺を隠せなくなっていった

山ちゃん調べ


オンは、兄である基との1年間の暮らしで
どんな風に成長してゆくのでしょう

そんなオンの日記のような物語です

基が作る料理を通して
里の人たちとの交流を通して
そして四季折々の自然に触れることで

かけがえのない絆と
思いやりの心を学んでゆくのですが

毎回、食いしん坊兄弟は
めちゃくちゃ旨そうな料理を作る
となりのトトロや
サマーウォーズを彷彿させる夏
天狗の末裔 愛宕家の有意:ゆい
(基の幼なじみ)
彼がふたりをつなぐキーマンになる


縁側の雨戸を開け放ち
虫と土ぼこりを一切無視した
誰もが憧れる古民家リゾートライフ

ただ淡々と、そして底なしに平和で
食べたい、という生命力が表現されています

あぁ、撮影では
虫よけスプレー何本使ったんだろう、と
思わず考えてしまう

あの扇風機
火事にならないか心配になる
川の湯だまりで湯治をする
北海道にもこういう秘湯がある
裸で岩場をよじ登ったものだが
そんな努力も完全無視
手作りの梅シロップで
サイダー割りを飲むふたり
野外で大がかりだな、、、と思うが
そんな面倒も、一切無視
後片付けもナシ
そういうところは、全部無視


ある日、オンの背中に
羽を思わせる文様が現れます
羽が生える確率はとても少ないようですが

まさか彼の背に天狗の羽が
生えてしまうのでしょうか

生えてしまったとして
オンはニューヨークの
もとの暮らしに戻れるのだろうか

ニューヨークから様子を見に来た
父、原田泰造
母、渡辺真起子
ふたりともいい役をする


そして、1年の隠遁生活をしめくくる
隠遁納めの儀式で
オンは、この家を残るか去るかの決断をする

オンは、どうする?
ラストはいかに


偶然知ったのですが
シーズン2が10月からはじまるそうです
テレビのない我が家では
動画配信になるまでの辛抱ですが
ご興味のある方、チェックしてみてください

料理の盛り付けのヒントにもなるよ


主題歌がまたいいのです
なんていうまったり感

♫人人 by 折坂悠太


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