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天野彬|プロフィール・経歴、お仕事実績など

本記事では、私のプロフィール・経歴やこれまでの仕事をご紹介します。さまざまなご依頼をいただく機会が増えてきましたので、これからも色々な方とのコラボレーションを増やしていくべく、皆様の参考になりそうなトピックスをまとめております。
※随時更新します(最終更新日:2024年8月)



プロフィール

公的なプロフィールは以下の通りです。

天野彬 Akira AMANO Twitter: @akira_amano
電通メディアイノベーションラボ主任研究員。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了(M.A.)。2012年、株式会社電通入社。SNSの動向や若者文化に関する研究/執筆/コンサルティングを専門とする。経済番組でのコメンテーターや各種講演でのスピーカーなど経験多数。主著に、『新世代のビジネスはスマホの中から生まれる―ショートムービー時代のSNSマーケティング―』(2022年、世界文化社)、『SNS変遷史~「いいね!」でつながる社会のゆくえ~』(2019年、イースト新書)、『シェアしたがる心理~SNSの情報環境を読み解く7つの視点~』(2017年、宣伝会議)。その他、『情報メディア白書』(2016~2024年、共著、ダイヤモンド社)、『広告白書』(2022~2023年、日本経済新聞出版社)等がある。
日経Think! エキスパートコメンテーター、Forbes JAPAN オフィシャルコラムニスト。
明治学院大学社会学部非常勤講師。

中学生のころからインターネットに触れ始め(ちょうどWindows98の頃)、学校があんまり楽しくなかったこともあって、別の居場所を見つけるようにその新しく不可思議なコミュニケーションのありかたにハマっていきました。
もともとバンドもやってて音楽も好きだったし、音楽批評誌を読むのも好きだったのですが、このインターネットという「メディア」が世の中をどう変えるのか、突き詰めてみたくなりました。学部・修士課程と研究者を志望して勉強していましたが、ご縁があって就職し、いまは結局一周回って研究的な仕事もやっているというキャリアです。特にSNSやそれを使う若者の情報行動について、企業とリサーチプロジェクトを立ち上げたり、それをマーケティングに活かしたりといったことを日々試行錯誤しております。

できること

(1)SNS運用のコンサルティング
(2)SNSのトレンド解説:取材、講演・セミナー、寄稿など
(3)若者の文化・消費の分析や、それに基づくコミュニケーション施策の設計

以上のようなテーマでお仕事をすることが多いですが、これに限らず幅を広げていきたいと思っております。その他、ぜひご相談ください!


書籍・出版物


最初の単著が『シェアしたがる心理―SNSの情報環境を読み解く7つの視点―』(2017年、宣伝会議)。宣伝会議さんとは、インスタグラムマーケティング基礎講座を持たせてもらうところからスタートし(現在でも継続中です)、その講座が好評だったことから書籍化しました。
この本の中で2017年に唱えたキーワードの一つが「ググるからタグるへ」でした。検索エンジンでググるよりも、いまの若い人たちはSNS上でハッシュタグを使って情報を手繰り寄せる=タグるという新しい情報行動に着目したものです。いまでも使ってくれる方がいらっしゃり、ある種のマーケティングミームとして残っていく――そして、それは誰が言ったのか、ということすら超えている――というのはとても嬉しいことです。Facebook Japanさんも自社のInstagramセミナーでそれを紹介して「ググるからタグるへ」と言ってくれていたのは著者冥利につきる出来事でした!

なお、ありがたいことに重版し、『WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE』という著書の中でこの本を推薦してくださった編集者の佐渡島庸平さんに新しく推薦の言葉を頂きました。それを記念した対談も公開されています。

二冊目が『SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ―』(2019年、イースト新書)。一冊目を読んでくれた編集者の木下さん(当時はイーストプレス所属)から、いまのトレンドだけでなく、これまでの移り変わりをどう描くのか興味があるとお声がけを頂きました。

一冊目はマーケティング視点で書いたものですが、こちらはより社会論に近い手触りとなりました。それもあって、新聞の書評で採り上げていただいたり、大学入試の現代文に使ってもらったりと、より一般の方々に届くものになったのも嬉しく思っています。
SNSは私たちのコミュニケーションにどんな影響をもたらしてきたのか、良い面も悪い面もどちらも活写したつもりです。ぜひSNSに苦手意識があったり、普段使わないので距離感があったりするという方にご一読いただきたいです。

なお、担当編集者の木下さんに本書の企画に込めた想いを聞こうということで、ウェブ電通報に寄稿してもらいました。

2022年に刊行された、単著としては最も新しい一冊が『新世代のビジネスはスマホの中から生まれる―ショートムービー時代のSNSマーケティング―』(世界文化社)です。ソーシャルメディアの世界でいま最も注目されるトピックス「短尺動画=ショートムービー」に注目し、その変化の波を捉え、そして乗りこなしていくためのヒントを提供する一冊となっております。
ショートムービーの代表格「TikTok」を特に深掘りしており、なぜ流行るのか、どうマーケティング的に使いこなすのか、そしてその社会的なインパクトはどれほどなのか…にオリジナル調査・インタビューをひもときながら迫っていきます。


ソーシャルメディアの基礎から最先端の動向の深掘りまでカバーした22万字の論考は、間違いなく自分の主著のひとつになると太鼓判を押せる出来栄えです。進化心理学の知見をSNSの流行分析に応用した第2章など、挑戦的なアイデアも随所に仕込んであります。

その他、共著としては、『情報メディア白書(電通総研編、電通メディアイノベーションラボ編)』。2016年以降、編集チームとして企画や執筆に携わっております。最新版は2024年です。

日経広告研究所が毎年刊行している『広告白書』にも若者の情報行動、メディアトレンドについて寄稿しています。こちらも様々なデータが収録され、特に広告ビジネスについての概観を得るには非常に適した内容です。

また、プロジェクトベースで書籍化されたものも数冊あります。倉成英俊さん(株式会社 電通を経て、現在は株式会社Creative Project Base 代表)が中心となった電通Bチームにて、SNS担当として活動していたのですが、その活動をまとめた書籍が出ています。Bチームはキュリオシティ・ファースト(個々人の好きなこと、好奇心でテーマを掘り下げる)を掲げるユニークなシンクタンクなのですが、こうした一人ひとりの個性や趣向性を活かした組織のありかたは、とても現代的だと思いませんか?僕自身もSNSマーケティングをテーマに、寄稿・執筆協力しております。一冊はその発想法や事業アイデアへの応用法について、もう一冊は組織運営についてです(ともに2020年刊)。

スマートニュース メディア研究所の皆様との協業をベースにした、こんな一冊にもSNS上での若者の情報リテラシーというテーマで寄稿し参画しております。


取材・寄稿

いちばん多い取材としては、SNSのトレンドについてお答えする形式のものです。いくつか挙げてみます。

最新刊のトピックス「ショートムービー」に関連して、現代人の注意力(アテンション)はかなりショートスパンになってきていること、それによってコンテンツ消費に求められる尺や時間の感覚が異なってきていることをお話しました。

NewsPicksさんに取材いただいた記事。素敵にまとめていただき、さらに2000Pickを超えてかなりたくさんの方に読んでもらうことができて、とても感激しました。

朝日新聞の運営する「好書好日」のインタビューは、社会的な視点が強く、僕自身も自分の考えを深める良いきっかけになりました。本をおすすめするサイトにてご紹介いただけたのも嬉しかったです。

東大新聞の記者の方々は現役東大生で、いちばんリアルにSNSを使いこなす世代としての鋭い質問がバシバシ飛んできて、僕自身もエキサイティングでした。

Facebook Japanの中村さんとの対話は学びが深く、また中村さん自身が書く各所での文章も勉強になります。プライベートで飲みに行かせていただいたこともあるのですが、そのときもとても楽しかったです。

日経新聞、日経MJ(マーケティングジャーナル)にもよく取材していただきます。SNSは若者の消費にどう関連しているのか、これらサービスはこれからどうなっていくのか、そんな視点でのお話をすることが多いです。

2021年6月から日経電子版のニュースに専門的見地からコメントする「エキスパートコメンテーター」を拝命しており、SNS、マーケティング、若者の流行や文化などについてコメントしています。こうした役目を遂行していると、日々のニュースへの感度が上がって非常にありがたいですね。日経読者の方々たくさんいらっしゃると思うので、ぜひチェックしてみてください。

そんな流れでインタビュー取材も受けました!

連載もいくつか経験しておりますが、Forbes JAPANではオフィシャルコラムニストを務めており、こちらももう3年ほどになります。SNSはもちろん、恋愛心理やマッチングアプリの動向について、実体験も込みで(!)執筆することも多々。

朝日新聞社が運営する「広告朝日」の「マーケティングキーワード」という旬の言葉を解説するコーナーでも定期的な寄稿を続けています。最近だと「リキッド消費」「クリエイターエコノミー」「MFA」「PMF」「ファンダム」「HYPE」「P2E」「Web3」「メタバース」…など。


講演・イベント

広告業界の二大国際カンファレンスといえば、アドテックとアドバタイジングウィークアジア。アドテック東京では、スピーカー(2017年)、モデレーター(2020年)どちらも務めました。

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Advertising Week Asia 2019では、日本のインフルエンサーマーケティングをリードするUUUMさんと一緒に共同調査した内容をもとに、インフルエンサーマーケティングの実際のところをお話しました。

宣伝会議さんのフォーラムでも、何度かお話しています。2019年には博報堂の山本泰士さんとの対談で、僕自身も勉強させていただきました。

2024年のこちらのイベントも反響をよく頂戴しました。「トップマーケターが徹底討論予算100万のみ、あなたならどう使う?」をテーマに、いいたかゆうたさん、A(エース)の新崎さんとディスカッション。


メディア出演

Abema TV(現在はABEMA)の #アベプラ さんには二度出演させてもらいました。若者カルチャーについて解説しつつ、スタジオの皆さんと盛り上がるというもので、生放送ならではの緊張感とそのあっという間感もあって、ぜひまたいろんなテレビでのコメンテーターもやりたいなと思っています。

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TBSラジオ「Life」は学生時代から聴いていたし、パーソナリティーの鈴木謙介さんの著書もずっと読んでいたので、ゲストで出れたときは大変嬉しかったのを覚えています。こちらも生放送だったのですが、コメントの瞬発力がとても大事なのだなと深く実感いたしました。

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こちらからポッドキャスト聴けます!


プロジェクト・研究会・委員など

上記でも触れましたが、スマートニュース・メディア研究所が主催する「格差・分断の広がりとメディアのあり方」を考える研究会にも参加しています。

研究会でのディスカッションなどを踏まえつつ、自分のリサーチテーマにひきつけて、論考も発表しました。

また、2023年から明治学院大学社会学部の非常勤講師を拝命しまして、「メディアクリエイティブ特論」という授業を受け持っています。講義の様子が明学の公式サイトで記事になりました。


ご連絡・ご相談はこちらまで

ご連絡は、 akramn0622@gmail.com までメールをお願いいたします。

また、Twitterもアクティブにやっておりますので、そちらでDM頂ければすぐに反応いたします。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

ぜひなにか良いご縁がありましたら幸いです!

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