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「ENEOSでんき」から「九州電力」にもどりました
前回は、「楽天でんき」が従量料金の値上げと、燃料費調整単価が市場価格調整単価に切り替わるため、今度の冬から電気料金がかなり上がる可能性がある記事を投稿しました。
我が家は、従量料金の値上げが発表された4月に「楽天でんき」から「ENEOSでんき」に切り替えていました。
その後、家に1通の封筒が届きました。
封筒を開封すると・・・。そこには。
「ENEOSでんき」における燃料費調整額の変更について
(2022 年 11 月 1 日実施)
ENEOS株式会社(以下「弊社」といいます。)は、「ENEOSでんき」の燃料費調整における上限価格の設定 を 2022 年 11 月 1 日から廃止いたします。
全文はこちら
燃料費調整額は当初上限を設けていて、燃料価格が高くなった今でも上限額で電気料金を徴収していましたが、あまりにも仕入れコストが高くなりすぎて経営に影響を及ぼすとのことになり、各電気事業者が燃料費調整単価の上限を相次いで撤廃しています。
そして、ついにENEOSでんきも上限価格の撤廃を発表してしまいました。
10月分の燃料調整単価の上限を撤廃した単価と上限額で比較した表は以下のとおりです。
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燃料コストが高くなっている現在は、基本料金や従量料金より、燃料調整単価が電気料金に影響を与えるため、上限額を設定している電気事業者のほうが電気料金が安くなります。
そのため、燃料調整単価の上限額を設定している会社を調べていくと結局、四国電力や九州電力などの電力自由化の前から電力を供給している会社に行きつきました。
ということで、電気会社を「ENEOSでんき」から「九州電力」に変更しました。
しかし、九州電力のすべてのプランが燃料調整単価に上限を設定しているのは、「従量電灯A・B・C」だけで、その他の「スマートファミリープラン」などのプランでは燃料調整単価の上限が撤廃されているので、要注意です。
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いままでの電力会社と比較すれば、基本料金や従量料金は高いのですが、燃料調整費の上限により大幅な電気料金の値上げを防ぐことができます。
このまま、燃料費の高止まりが続くようであれば、上限額を撤廃する可能性もありますが、当面の間は「九州電力」でいこうと思います。
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