2平方メートルちょっとでもいろいろできる!ドイツのミニミニバルコニーの記録 ー 2024年上半期編
この記事の背景
私は料理するのも食べるのも大好きで、さらに、野菜をはじめ、植物を育てるのは小さい頃から大好きでした。子供ながらNHKの「趣味の園芸」の雑誌を母に買ってもらって読んでいたほどです。ドイツはガーデニング大国で、ガーデニングを思う存分楽しんでいます。
2022年から借りている今の家には1.5メートル四方の2平方メートル強のミニミニバルコニーがついています。小さいのですが、東向きで朝日が当たり、最上階で対面に光を遮る建物はなく、ガーデニングには好条件です。屋根がついているのでトマトなど上から水をかぶるのが苦手な植物も育てやすいです。
毎週日曜日に、Hive Blogというブロックチェーンベースで報酬のもらえるソーシャルメディアのガーデニングコミュニティに、英語と日本語でガーデンジャーナルを投稿しています。
最初は自分自身の記録として書き始め、徐々に「小さなスペースでもさまざまなことができる」「緑が日々の暮らしに潤いを与えてくれる」といったメッセージを伝えたいと思い始めました。
Hive Blogはブロックチェーンベースという特性上、過去の記事をまとめるのが少し難しいため、半期ごとにnoteでまとめ記事を投稿しようと思いました。ぜひ、noteでも私のガーデンジャーナルを楽しんでいただければと思います。どなたかが植物を育て始めるきっかけになったらうれしいです。
1月の記録
ドイツの1月は寒く、日照時間が短いため、ガーデニングの実作業はお休みです。1月は、栽培計画を立てたり、種子を選んで注文したりする期間にしています。こんな作業についても来年はガーデンジャーナルの一部として書いてもよいのかもと思い始めました。
2月の記録
例年よりはやく今年は2月からガーデンジャーナルをつけ始め、第一弾は2月に栽培を始める唐辛子について書きました。
3月の記録
ドイツの3月はまだまだ寒いのでできることが限られていますが、ネギをリグロウしたり、去年の秋に植えたチューリップを楽しんだりしました。
4月の記録
例年ドイツの4月はものすごく暖かい日があります。5月の頭にまた冷えることも多く、油断大敵ではあるものの、夏の走りと夏のガーデニングの準備を楽しみました。今年はサラダの苗を買って植えたらよく育ちました。
5月の記録
5月の半ばになると遅霜の心配がなくなり、ドイツでは夏野菜の植えつけを始めます。今年はゴーヤの第一弾が発芽せず、育苗が遅れてしまったのが残念でした。来年はもう少し早めに発芽テスト的に育苗をしようと思います。
5月に入ると、定期的にボウルいっぱいのサラダが採れるようになり、これは今年上半期の大きな成果の一つでした。植えた株数は6株ほどです。
6月の記録
遅まきながらゴーヤを植えつけ、バルコニーは夏に向かって青々とジャングル感が増してきました。今年はよく雨が降って水やりの手間がかかりませんでした。まだ暑すぎない時期で、バルコニーでの作業や、のんびり過ごす時間を楽しみました。
おわりに
こうして振り返ってみると、2024年の上半期もガーデニングを通じてたくさんの発見や喜びがありました。小さなバルコニーでも、サラダの苗を6株植えるだけで春の終わりにはサラダをまかなえるようになり、工夫次第でこんなにも植物を育てられることを改めて実感しました。そして、その過程を記録し、みなさんと共有し、ガーデニングの楽しさを伝えることができたらとてもうれしいです。
ガーデニングは、季節の移り変わりを感じながら、日々の暮らしに彩りと潤いをもたらしてくれます。これからも、小さなスペースでのガーデニングの魅力を発信し続けたいと思いますので、引き続きお付き合いください。
次の半期も、バルコニーでの植物たちとの時間を大切にしながら、さらに多くのことを学び、楽しんでいきたいと思います。読者の皆さんも、ぜひ自分のペースでガーデニングを楽しんでみてください。
毎週のアップデートはHive Blogに日英で書いているのでよかったらこちらもどうぞ。
Happy gardening!