2平方メートルちょっとでもいろいろできる!ドイツのミニミニバルコニーの記録 ー 2024年下半期編
夏に我が家のマイクロバルコニーの記録のまとめ記事を書きました。今回はその下半期版を書こうと思います。
この記事の背景
私は料理するのも食べるのも大好きで、さらに、野菜をはじめ、植物を育てるのは小さい頃から大好きでした。子供ながらNHKの「趣味の園芸」の雑誌を母に買ってもらって読んでいたほど・・・。ドイツはガーデニング大国で、ドイツに移ってからはガーデニングを思う存分楽しんでいます。
2022年から借りている今の家には1.5メートル四方の2平方メートル強のミニミニバルコニーがついています。小さいのですが、東向きで朝日が当たり、最上階で対面に光を遮る建物がなく、半透明の屋根がついているのでトマトなど上から水をかぶるのが苦手な植物も育てやすく、ガーデニングをするのにもってこいです。
毎週日曜日に、ブロックチェーンベースで暗号資産で報酬をもらえるソーシャルメディアHive Blogのガーデニングコミュニティに、英語と日本語でガーデンジャーナルを投稿しています。
最初は自分自身の記録として書き始め、徐々に「小さなスペースでもさまざまなことができる」「緑が日々の暮らしに潤いを与えてくれる」といったメッセージを伝えたいと思い始めました。
Hive Blogはブロックチェーンベースという特性上、過去の記事をまとめるのが少し難しいため、半期ごとにnoteでまとめ記事を投稿しようと思いました。どなたかが植物を育て始めるきっかけになったらうれしいです。
7月の記録
ドイツの夏は日本の夏より遅めで涼しく、7月でもトマトが色づくのを待っていました。7月のガーデンジャーナルに何度か登場する遅咲きのいちごは、12月になっても未だに実をつけています。
8月の記録
ようやくトマトが色づいて、他の夏野菜の収穫も楽しんでいました。今年は結構旅行をしたのですが、7月に土の上に藁を敷いたおかげで、土が乾燥して植物が枯れてしまうという事態をうまく避けられました 🙌 ただ、残念ながらゴーヤは種まきが遅かったこともあり、収穫ならず。来年がんばります。
9月の記事
ドイツでは9月に入ると少しずつ秋めいてきます。真夏を惜しみながらも、長らくほしかった金柑の木がとても良い価格で売られているのを見つけて大喜びで買ってきたり、旅先のクロアチアでとてもおいしかったイチヂクを種から育て始めたり。ガーデニング歴が長くなると、多年層や樹木にも興味が広がって、一年を通してガーデニングを楽しめるようになるのかもしれません。春と秋に開催される植物市では地域の植物を栽培している女性と再会してなんともうれしかったです。
10月の記事
ドイツは10月に入ってぐっと気温が下がって、もう冬かという日が上旬にありました。そんな中で人生で初めての10月のイチゴを収穫して大喜びでガーデンジャーナルに書きましたが、その後まだまだイチゴがなるのでした🍓 バルコニーで過ごすコーヒータイムに彩りがあるといいなと思って、子供の頃作って以来、数十年ぶりに寄せ植えをしました。
11月の記録
意外にも10月の後半から11月のはじめにかけて暖かい日がありました。バルコニーの植物はほとんどメンテナンスいらずで、私はもっぱらコーヒーを飲んだり、夜のスマッジングを楽しんだり、気楽なこの時期のバルコニーを満喫しました。念願の柚子をお迎えしてニヤニヤがとまりませんでした。ドイツはマイナス気温の日がありますが、元気にまだ外に出ています。
12月の記録
少しずつ晴れの日も出てきて、冬至を過ぎてからは徐々に日が長くなっていると思うだけでうきうきします。バルコニーは相変わらず手間がかからず、寒いこともあり、スベリヒユや、パセリなどのハーブを収穫しに出るくらいです。バルコニーの隣の台所でマイクログリーンやスプラウトを育てている様子を12月8日と17日のガーデンジャーナルで紹介しました。雑草かもと疑っていたイチヂクも、3本目が出て、頭に種の殻をかぶっていたので、ほぼイチヂクに確定。来年はバルコニーでの果樹栽培にも力を入れたいです。
おわりに
こうして振り返ってみると、秋冬に入ると手間のかからないバルコニーでも、2024年の下半期もガーデニングを通じてたくさんの発見や喜びがありました。1月に入ると来年の計画を立てて、種を選んで注文して・・・と楽しい時間が始まります。
ガーデニングは、季節の移り変わりを感じながら、日々の暮らしに彩りと潤いをもたらしてくれます。これからも、小さなスペースでのガーデニングの魅力を発信し続けたいと思います。
毎週のアップデートはHive Blogに日英で書いているのでよかったらこちらもどうぞ。