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バルコニーの朝顔と、楽しみにしていること

今住んでいる家には2平方メートルちょっとの小さなバルコニーがついています。ミニミニバルコニーですが、結構いろいろなことができて、手に入りにくい野菜や子供が育てたいという植物を一緒に育てています。

ゴーヤを育てるためにネットを張ったので、せっかくなら朝顔も育てようと種を買ってきて、ゴーヤと同じプランターにまきました。最近花を咲かせて、バルコニーを華やかにしてくれています。朝顔は日本の花というイメージがあって、ドイツのスーパーでは「日本ミックス」というような名前の種ミックスで売られていたこともあったのですが、原産地は熱帯から亜熱帯地域、一説では中国とも言われているようです。

朝顔と言うと、母から聞いた祖母と朝顔の話を今でも覚えています。私が知っている限りでは、仕事に趣味に社会活動に祖母はとても元気な女性だったのですが、私が生まれる前は病気がちで、母が学校から帰ってくると横になっていることも多かったとか。朝顔が視界に入ることがたびたびあったそうで、祖母は朝顔があまり好きではなかったようです。

私自身は小学校の理科の授業で育てた思い出があったり、シンプルで美しい朝顔のいかにも夏という趣の花が好きだったりで、忘れなければ毎年種をまいて花を眺めたいです。

ただ、なぜか朝顔の種は高級品で、オーガニックのものを買うと1パック500円ほどします。珍しいからなのでしょうか。オーガニックの企業、コンセプト、植物を支持したいので我が家では購入するのですが、朝顔になじみのないドイツの人はちょっと迷ってしまうかもしれません。

オーガニックの朝顔の種はお値段500円!

朝顔の種とりは、割いたものをそのまま放置して乾燥させるだけなのでとても簡単です。種をとって、食ビジネスのお客さんに年末のお礼に渡したり、来年の春にマーケットに来る子供たちにプレゼントしたりできたらいいなと楽しみにしています。

noteでは「環境先進国でつくる多国籍菜食料理」というテーマで書いていますが、実はその前段階の植物を育てるところも好きなんですよね。「Akiko & Plants」「Plant & Us」みたいな方向性も模索したいなと考える今日この頃です。

昨日は暑さで頭がぼけぼけでガラス容器を一つ割り、仕事机で豪快にお茶の入ったグラスを倒してしまいました・・・。暑い日が続きますが、無理せずゆっくり楽しみましょう 🌞

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