聞いて聞いて聞きまくって良書に当たる
小さい頃から本が大好きでした。塾や学校に通う電車の中、通勤の満員電車の中、日々たくさんの本を読んでいました。母には「レシートを出したら本の代金は出してあげるよ」と言われていました。
ただ、大学院に戻って通勤時間がなくなり、ドイツでは子供が生まれて日々ばたばして、日本語の本が手に入りにくいこともあり、あまり本を読まない期間がありました。
この数年はiPhone+Kindleのおかげでまた読書を楽しんでいます。iPhoneの読み上げ機能でKindle本を聞く耳読は、私の読書習慣を一新し、読書の可能性を広げてくれました。これ、子供が赤ちゃんだった時代に知っていたかったです・・・!
家事をしながら、散歩をしながら、日々、本を聞いています。この方法だと、一日に一冊以上のペースで聞けます。本代は増えましたが、Kindle Unlimitedでもいい発見があり、本代に泣く・・・というほどではありません。
隙間時間の活用と合わせて、たくさん聞けるので、いい本に当たる確率を高められるところも気に入っています。以前は一度読んだら同じ本は数年は読まなかったのですが、興味をそそられた本は、ほどなくして聞き返すことも。家族が話しかけてきて本の一部を聞き逃しても、興味がなければ聞き返さず、興味があれば聞き返し、これもスクリーニングになっています。
この方法だと驚くほど多くの本に触れられるので、興味のある分野をさらに深掘りしたり、新しい分野の本にも気軽に手を伸ばせます。黙読のように終わりが見えないことはなく、とりあえず有限の書籍の音読は終わります。合わなければ途中でやめてしまってもいいのです。
読書の範囲が広がり、知的好奇心がこれまでにないほど刺激されています。耳読がまだの人は試してみませんか?
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