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エゴ、傲慢さを知らされる時

今度、研修会がある。
もちろんヨーガである。

申し込んだはいいものの、参加するのが嫌で嫌で、なんとかならんものかと思っていたけれど(※参加しないと資格の更新ができないから参加が必須)
先日瞑想をしていて気がついた。

研修会で自分の至らなさを知ったり
他の先生方のやり方を見せられたり
最近のトピックスなど聞かされたり

そんなことがとても不安なんだということ。
何を言われるか、何を見させられるのか、怖いのだ。

わたしは昔から研修や査定というものが苦手だ。
評価されるのがとても苦しい。
評価されたこと、特に、言われた言葉を引きずってしまうのが分かっている。

だから今も個人事業主でやっている。
評価は対価として表れる。言葉で頭に残ることは無い。


ただこれはエゴであり
傲慢さの表れなんじゃないかと気がついた。

自分がやってることがベストな方法であるはずだ
自分が誰よりも優れているはずだ

実はわたしはこの言葉を日々自分に言い聞かせていて、それがヨーガ指導者として続けられている原動力でもあるけれど
しかし
研修会に出たらこれが崩れてしまうかもしれない

だから嫌なんだ、怖いんだ、と。

自分の傲慢さが根深いことをまた知った。


だからこそ
研修会が必要なんだろう。

日々、指導を続けていく原動力にもなるけれど、1人で続けていくと偏りが生まれる
しかし、傲慢さ故に気がつかない

そうなったらさすがにまずい。


そして思い返すと
ヨーガ以上に長く続いた仕事がないわたしにとっては、自分の傲慢さや至らなさを知る機会というのが、他の仕事では存在していなかったのではないか、その前に辞めてしまっていたのではないか、という気がしてきた。

ある程度続けたからこそ
自分を正す機会があるのかもしれない。


と思えば
ヨーガ指導を命尽きるまで続けようと思っている身としては、師匠から教えを頂ける限りは、頂かなくてはならない。

師匠からご指導頂くことで
わたしの傲慢さを取り除いていかなければならない。

エゴや傲慢さがあるうちは
愛など到底配ることができないのだから。


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川添明子│ヨーガ指導者
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