娘プチ家出事件
先日、ニコニコしながら警察官と一緒にプチ家出から帰宅した娘。5名くらいの警官に囲まれて、警察署の生活課の警察官から、いつでも遊びにおいでと言われたらしい。
原因は105÷15という小学二年生で解いていた問題を諦めたことで、私がキレてしまったことにある。割り切れる問題で諦めるようなことは一つもないじゃないと感じていた。
なかなか手前に引けない私。客観視できない自分自身をを見つめる。
長かった今年一年もあと少し。
1学期は100冊の漫画本を一緒に購入しておいて、徹底的に嘘をつき続ける友達とたまに嘘でたまにほんとを言う娘が2ヶ月ほどいて、校長先生までをも巻き込んだ。
そのおかげか、校長先生の徳からか、娘は校長室に遊びに行くようになって校長先生と仲良くなれたのはいいけれど、一学期後半から二学期はずっと、スクールカウンセラーや子ども家庭支援センターのケースワーカーとの面談で、月二で中休みと昼休みを面談で取られていて帰宅しては文句を言っている。
やっと迎えた三学期に起こったプチ家出事件。
私もスクールカウンセラーとの面談を終わらせ、ケースワーカーにも面談を断っていた矢先の出来事。娘にも休み時間に会いたくないと言えば会わないで済むと言っていた。
娘に名付けたのは、「爆弾娘」。
娘は満足そうに笑っていて、その顔は生まれたての時の笑顔とそっくりだ。
三学期が始まって以来ずっと無視してくる女の子に嫌気がさしてオンライン授業に切り換えている娘に言った。
「私は無視が嫌い。口喧嘩をしてきなさい。あなたは爆弾みたいな子だからできると思う」。
学校まで見送ると、ぎゅっと手を握る。それが私と娘の今日も一日頑張ろうの合図だ。
娘が来てほしいという限り、学校のクラスという戦場まで私はついていくつもり。
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