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本を二度読む
自由人になって3年目。
もう、現役時代のことも、遠い昔の思い出の中に沈んだ。
今は、本に溢れた毎日。
本のことを書こう
週に一度はnoteで何かを発信しよう、と決めていたにも関わらず、ネタ枯れしがちだった。
けど、本を読んだ感想や、思いついた事を発信し始めたら、いくらでも書けくことがあるのに気付いた。
子供の頃から本が好きで、いつも身の回りに本があった。
働き始めてからも、本が手放せない。通勤カバンには、いつも1~2冊の本が入っていたし、スーパーに行く時も財布と家の鍵とスマホと本。
本がないと落ち着かない。
最初は「音楽と生命」
春先に東京に行った時に出会った本が、坂本龍一・福岡伸一共著「音楽と生命」(発行所:㈱集英社)。二人とも、お気に入りの著名人だ。
そして、やっぱり面白かった。
あれも、これも考えた。そして、調べてみたり、考え直したり・・・。
そうだ、この楽しさをnoteで発信しよう。
それが、読書感想ブログの始まり。
「二度読み」は大発見
本に溢れた毎日だけど、二度読みはほとんどしなかった。
本は読んだらリサイクルに回す。ので、手元には、数十冊の本しか残ってない。
まぁ、世の中には読み切れないほどの本があるのだから、二度読みするヒマもない、というか・・・言い訳か。
ともかく、仕事の本を別にすれば、ブログで本の事を書くまでは、ほとんど二度読みしたことはない。
けど、いずれも、何某かの気付きや思い入れのある本ばかり。
スルスルと書けるだろうと思ったら大間違い。
いざ、書こうとすると、意外に思い出せない。もちろん、一つ二つのエピソードは直ぐに思いだすけど、全体像も著者の思い入れなんかも忘却の彼方。
仕方ないので、目次を眺め、本文をパラパラとめくり、斜め読み。
そうすると、嵌ってしまうんだなぁ。
元々、何某かのひっかりのあった本たち。
読み始めれば、いつの間にか、真剣に読み返し、調べ直し、考え始めてる。
旧友に久しぶりにあった時のように、読み返すうちにあれこれ思い出す。
むしろ、初めて読んだ時よりも、深く深く理解できる。
新たな発見もある。
1冊の本で2度。何だか得した気分。
読書好きの私にとっては、これは人生の大発見。大袈裟か。
これまでも、音楽は何度も何度も聞いてきた。noteを書くのにも、BGMとしてずっと音楽を流している。
けど、本は一度限り。いや、映画やドラマも、一度限り。
読書感想ブログを始めて「二度読み」を覚え、本の読み方が変わってきたような気がする。有難い事だ。
何より、何十冊もの「新しい本」が目の前に現れたんだから、嬉しい限り。
これが、今年一番の出来事。