【読書】(新キャプテン・フューチャー)キャプテン・フューチャー 最初の事件 AVANGERS OF THE MOON
その昔NHKでアニメ化されたエドモンド・ハミルトン原作のキャプテンフューチャーシリーズをアレン・スティールがリブートした作品。
70年近く前の作品はそのままだと古臭いSFになりますがアレンさんはそこをうまく今風にアレンジしたようです。
過去の作品は少しかじっただけ(子供の時なのでお金がなく図書館で借りて少し読んだのですが難しかった...)、アニメは少し上の兄が興味ない、それよりクイズ番組みたいとか野球を見せろとかで私にチャンネル権はなく全く見させてもらえなかった悲しい記憶があります。
少し前に同級生がFacebookで紹介していたので気になっていて、本屋さんで何か読むものを、と探していたときに目について手に取り、読んでみました。
未来の設定というのは出尽くした感があり、そうしたところは突っ込んでも仕方ないのでやめておきましょう。それよりもSFをベースにしつつもちゃんと人間が描かれていて、読んでいて面白いかどうか、ですね。
とはいえこの作品を語る上で欠かせないのが登場人物。フューチャーメンと呼ばれるアンドロイド、ロボット、そして「生きている脳」(!)の3人と2匹のペット(月犬(ムーンドッグ)と謎の生物)。彼らの存在がとてもユニークでバランスよイノです。
改めて原作がどうだったかWikipediaなどを見てみると今作は過去の作品をしっかりとベースにしつつ、1つの作品としてうまくまとめているな、と感じました。
というわけで過去の作品、アニメ全てをまた読んで、見てみたいと思い、ネットで一生懸命検索してます(^^;;
おすすめ度:★★★★
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