続•龍物語🐉
夕陽に溶ける、赤い立髪。
人間も猫も、アリも同じ。
与えられた能力以上のモノを、知ることはできない。
アリは猫のようには声を出せず、猫は人間のようには言葉を理解しない。
アリや猫が宇宙の存在など知るよしも無いように、人間にもまた、知りえようもない真実があるはず。
目に見えるモノが全てではなく、むしろ目に見えないモノの方がはるかに多く、
人間の考え得るものなど、真実の何万分の一に過ぎないのだろう。
眼光鋭い龍の瞳には、何がうつっているのか•••
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