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詩のある作品集

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作品によっては、自作の詩のあるものがあります。 詩のある作品を、まとめました🍀
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2021年6月の記事一覧

『くちぶえ』

『くちぶえ』

正しさが全てと、信じていた。
青く幼稚な、純粋さ。

外れるモノを許せずに、
正しくいれない自分を、偽って。

独りよがりの正しさが、虚しく空を切り、
正義をふりかざすたびに、涙の音が響く。
あ、ワタシの涙•••

口笛をふこう☆
いびつさを抱きしめて。

口笛をふこう。
今日は、いい風が吹いている。

サイズ 額縁22.5×27cm
    刺繍部分12×8cm

『目覚め』

『目覚め』

自も他も無く。
全てが、一つ。

咲き誇る花も、朽ちた枝も、
ひらひらと舞う蝶も、眠る獣も。

一つが、全て。

子の手のひらを見つめ、その影にある、あまたの命をおもう。

自分の痛みも。他の痛みも。
同じ痛み。

吹く風が、やわらげる。
へだてなく、なぐさめられる。

『冷めない熱』

『冷めない熱』

他のためじゃなく、自分のため。
欲しいのは承認じゃない。

自由に踊る、熱が欲しい。

癒えない悲しみも、出会う喜びも、何もかもを表わせる、スベが欲しい。

『青く、咲く花』

『青く、咲く花』

闇の中咲く、青い花。
悲しみの涙と、さまよう光。
つかめそうでつかめず、見えそうで、見えない。

降り注ぐ雨は、いつしか、恵みへと変わる。

『波の音色』

『波の音色』

『波の音色』

朝の海辺で、貝殻に耳を澄ます🐚🐈🐈‍⬛✨

あ、聞こえる🌊
心澄んでいく、母なる音色。

忘れないよ。いつまでも。

『森の歌声』

『森の歌声』

歌を歌おう!!
在らん限りの声をあげて。

歌えば悲しみを忘れ、歌えば喜びがあふれてくる。

仲間の歌声を聞こう!
時にいさかいがあったとしても、真心をつくして、手を取り合える。

仲間とともに、歌を歌おう!!
上手い下手など、野暮なこと。

ともに歌声を重ねながら、一緒の時を刻もう。

永遠を信じて。