転校生が好きだった
小学校6年生の頃の話を書きました。
痛い所もあるので気をつけてください。
新年度スタート
始業式はかなり面倒だ。春休みどうだった〜なんか話す時間はなく、体育館にあつめられる。クラス発表はまだだから、去年のクラスのまま並ぶ。何故か寂しい気持ちもあるようでない。いやあるかもなあ。
表彰や先生の移動、担当のクラス発表などが行われた。まあまあ長い。
始業式が終わり、クラス発表などの連絡で運動場、というかウサギ小屋の隣に集められた新6年生。
ずらっと並んだ先生たちの横には見たことない謎の人が2人。顔が似ていて、身長が小さい。先生の後ろですこし遊んでいる。
「6年生の目標は正真正銘です」
学年主任じゃない先生がありがたい話をしている。早くクラス発表しろよ〜 と思いつつ 砂を触る。
「じゃあ、クラス発表いきますか」
やっと、という気持ちと 心の準備まだ出来てないよという気持ちが入り交じっている。
さっきまで弄っていた砂を足でざーっと直し、前を見つめる。ここで謎の白い箱が。
「クラス発表はくじ引きでいきます」
何言ってんだよ。もう決まってるくせに。と言いそうになったが、どうやら くじの紙には名前が書いてあって、出た人から発表、ということだった。
どんどん名前が呼ばれ、同じクラスだー、とか 離れちゃったー、なんて声が聞こえる。
自分は結局最後の方に呼ばれた。クラスは2組。
「これで全員呼び終わったな」
前に残ってる2人は誰だ…?制服着てるし恐らく…
転校生
転校生だった。
あと1年で卒業なのに転校してくるってマジか…って思ってしまう。
ちょっと
1学期はクラスに馴染めていなかったみたいで、 休み時間にバスケをやっている運動得意な男子たちに混ざろうとしていたが入れて貰えず浮いているのを目撃したこともあった。
割愛
いろいろあって一学期は終わった。
転校生とも特に絡みはなし。正直変なやつ感があって関わろうとは思わなかったし、仲良かった友達とも転校生はなんかヤバいみたいな話をした事も。
今後話すこともないと感じた。
つづけたい
続きはまた書きます