2年目的感覚
あっという間に社会人2年目。
ほんとに聞いてません、
といったところ。
(さすがに聞いていてほしい)
思えば、
入社してから学生気分が抜けず、
水曜日の研修の際には同世代の同期と会い、キャッキャしていた1年目の春。
同期や先輩が、些細なことで笑ってくださるのが嬉しく、全くわたしったら調子が良い。「今日は何処でひと笑いとってやろうか」とばかり考えていた1年目の夏。
同期と、西陽のあたるあの思ひ出の研修部屋で、パソコンをカタカタさせ、あれこれ語った1年目の春夏。
同期のみんなと話すとなると、
水を得た魚のように楽しそうだった私。
昨日の事のようにも思い出せるし、
ずいぶん昔のことみたいにも感じる。
インターンからゆるやかに新卒で働き始め、基本的に「何が起きても大丈夫よね!」という根拠のない自信を構えており、今思えば、ピュアで無知で、ちょっとかわいい。
「みんな生まれながらに完璧なんだから、
わたしなら大丈夫!」という強めマインドで生きてきた、社会人1年目の春。
自己肯定感高めギャルであった。
もちろん思い悩むこともあったが、
今となればそれらはたかが知れている。
あたりまえのことをしただけで感謝されて
褒められるもんだから、「ここは楽園か?」とまで思った1つ目の環境。
と、可愛がられたのも束の間、
7月末に突然の異動。
え?聞いてない。
(この時ばかりは本当に聞いてませんでした)
いろいろと不透明なまま
異動が決まった。突然だった。
建前で塗り固められたように聞こえる「異動理由」が全然しっくりこない。「何故今?私が?」
本音がわからず、やんわりとはぐらかされたような気持ちになった。ちと謎解けず、悶々とした時期もあった。
気になりすぎて、「すみません。私やらかしましたか?」って上長に聞いた(笑)
そしたら、「その逆です。期待しているからです。」という旨の言葉が贈られた。調子がいいので、では「はじめからそう言ってください」と思った。
今は落ち着きつつあるものの、
当時は、褒めて伸ばしてくれる楽園から部活で全国大会目指してる強豪校、みたいなストイック環境に飛ばされ、ギャップに面食らった。(苦笑)
入社し4ヶ月足らずで、「沢山会社に先輩に守られて、ちやほやされていたのだなあ」いうことをわたしは知るのだった。
とてもホワイトでみなさま本当に物腰柔らかで、やさしい。素敵だ。
だが身体は正直で
異動の環境の変化のストレスを受けていた。
特定の日にお腹と胃が痛くなる、
朝起きると涙が出てくる、
悪夢ばっか観て悪夢ちゃんか?っていう時期もあった。
ほんとうに
身体はうそをつかないよ。
自分ってなんて疲れやすいんだ
影響をうけやすいんだ
どんなに頑張れても、無理しないことって大切。違和感を無視してはならぬ。
がんばった分、労ろう。甘やかそう。
って思った1年。
だから、
意識的にテキトウに。
ほんとにすべて力入れて100%で
頑張りすぎぬようにした。
字面はなめすぎだけど、
「ショートコント、報連相」
「ショートコント、電話対応」
くらいでいきたい。
そして新しい環境、蓋をあければなんということでしょう。異動先は様々な背景をお持ちの皆さまが集っており、素敵なグローバル人材の宝庫だった。
5日の休みがあれば
海外へ行かれるみなさま。
其々、タイ、台湾、バングラデシュ、フランスにひとっ飛び。みなさまたのしそう。
海外旅行やニュースのことを話したり、
大学の時みたいにポロッと英語が出ても
ケタケタ笑い合える方がいる。
少しでも飾らず自分らしくいれたり、
くすっと笑えることができた。
有り難い。
思い遣りがあって楽しいみなさまのおかげで、肩の力を抜ける時間が増えたのだ。
仕事は何十倍も大変になったが、
張り屋さんで自他共に大切にするピュアなみなさんに支えられ、なんとかやっていけた。本当に有り難い。
この与えられた御縁に感謝。
たいせつな1年。
そんな春の節目に思うのは、
「人間ですから隣の芝生はいつだって青く見える。でも、すでに持ってるもの、空気みたいに心地よすぎて与えられていることを忘れてしまっていたことも、また1つひとつ数えていきたい」
ということ。
なんやかんかで選んだ選択、
与えられた環境で、
全てをはなまるにしてきた。
やるじゃんわたし。
こんなに思い遣りのある環境で
働けていること、
周りの人に恵まれていること、
今一度噛み締めよう。
2年目、
どんな未来が待っているのでしょう。
プライベートではたくさん趣味に浸かり、
感性を、潤したり爆発させていきたい。
昨日決めた
仕事面でのスローガンは、
これ同期に伝えたら、
肯定的にするのはどない?となり、ご尤も。
以下、肯定バージョン。
ぼちぼちやっていきますので、
宜しくお願いします🌿
って感じの、2年目的感覚。