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鹿とスパイスのコフタケバブ

今回は鹿とスパイスのコフタケバブを作りました。コフタケバブって何?と思われたかもしれませんが、私が勝手にそう呼んでいるだけの食べ物です。もちろん、コフタ、ケバブ、キョフテケバブ、アダナケバブ、など、今回の創作料理の元になった類似する食べ物は世界中に存在します。

前にも鹿の塊肉でケバブを作ったことはありましたが、昔、中近東や北アフリカ、それにコーカサスで食べていた挽き肉の串焼きが懐かしくなり、何とかあんな感じのものを作れないかな・・と思うようになりました。そして調べていくと、アダナケバブとかモロッコのコフタ/キョフテなどがイメージと近いことが分かってきました。その中から自分好みのスパイスやハーブを組み合わせ、適当に作ってみたのが今回のコフタケバブです。

名前をあえてキョフテじゃなくコフタとしているのは、こういう挽き肉で作った料理(肉団子やハンバーグのようなもの)は、インド・ネパール地域では、コフタと呼ぶことが多く、同居の姉と私の間では、そういう食べ物全般を「コフタ」呼ばわりしており、突然キョフテと呼ぶと会話が通じなくなるためです。ですので、呼び方は何でも皆さんの呼びやすいようにしてください。キョフテでも、ケバブでも、シシカバブでも、アダナケバブでも、何でもいいと思います。ただの創作料理です。

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近所で駆除された鹿や猪141頭を解体し、お肉を食べる(食べてもらう)活動を続けてきました。ジビエ肉(主に鹿肉)をささっと調理し、おいしく食…

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