この新しい始まりに
目標を達成するという強い意志が、
このところ、足りなかったように思う。
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思えば合唱なら演奏会とか、小説なら〆切とか、
なにかをするだけで、どこかの組織に属しているだけで、
おのずと何かしら成すべきことが出来てくるものだ。
それは責任であると同時に、受動的な意識を以て無責任にもなってしまう。
考えなしに生きていたって、誰かが勝手に道筋を作ってくれる。ゴールを作ってくれる。自分はそれに沿って、歩いていれば良いだけ。
誰かに寄りかかって生きていればいい。
本当はそんな子どものような考え方、とっくに捨て去って然るべきで。
誰も。ほんとうは誰も、
助けてはくれないのだ。
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ぜんぜん話は変わるけど、お気づきだろうか。
このnote、記事を日々連続で投稿すると
「何日め! すごい!」
みたいなポップアップが出る。けっこううれしい。
4月末から始めて、この窪田あきな、
100日連続投稿を目指してきた。ささやかな人生の目標だった。
ところがどっこい、落とし穴。
画像だけの記事だと、note氏、その日が何日めかを教えてくれない。
無機質な白っぽいポップアップが、ぜひシェアしよう! みたいな宣伝を掲げるだけである。
淋しいけれど仕方がない。物を書かないモノグサには、そんな色気のないペラ一枚がお似合いなのだ。
そんな独り言ちと共に、ここ数日は画像の記事が続いていた。
そして昨日、99記事め、
アイコンにするくらいお気に入りの彫刻の写真を喜び勇んで投稿した。
さぁ明日の記念すべき記事も粗方書き終わって、
嗚呼、長かったな100日……やっと100日……バッヂも貰えたし……。
……。
えっ。
100!?!?
あっ。
窪田あきな、25さい。
まさかの算数ができない。
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目標を達成するという強い意志が、
このところ、足りなかったように思う。
息苦しく蒸す8月は夜、101日目。
新たな始まりは、児童向けドリルを手に携えて。