HPVとHPVワクチンを調べ続けてたどり着いた私の結論
【まえがき】
ヒトに感染症を起こすウイルスの一つである「ヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus:HPV)」と、HPV感染症を予防するHPVワクチン。
厚生労働省は、このワクチンの定期接種の取り扱いについて、長い間積極的勧奨を中止していて、2021年11月にこれを廃止し2022年度に再開してから3年の期間限定でキャッチアップ接種を行っています。
2024年度(2025年3月末)でキャッチアップ接種対象者と来年度には定期接種から外れる高校1年の代の人たちは、今年度が公費負担で接種を受けられる最後の機会となり接種を迷う人もいらっしゃるようです。
接種するしないを決める判断材料として大切な「情報源」について、筆者の意見を述べたいと思います。
【結論】
現時点での筆者の結論は、「先ずこれら3箇所を参考にすべし」です。
①子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために/日本産科婦人科学会
②ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~/厚生労働省
③子宮頸がんとその他のヒトパピローマウイルス(HPV) 関連がんの予防/国立がん研究センター
【おまけ】
上述の通り、公的機関や専門家機関の情報を参照しましょうということに尽きるのですが、Twitterに野生のガチ勢 🐰がいるので、参考になったりします。theLetterに載っている解説は、上述3箇所の情報を読み取るための補助線にもなるでしょう。
個人的な意見を読むなと言いたいわけではありません。
個人的な意見はそれはそれとして、公的機関や専門家機関が発信している情報と矛盾していないか、吟味しながら解釈することが大切だろうと考えています。
公的機関や専門家機関が常に正しいと言いたいわけでもありません。
「情報源」としての信頼性の高さ、現時点で確からしいと言える結論を得るために間違いにくい方法として、公的機関や専門家機関を軸にすると良いということです。