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作詞家 渡邊亜希子
2021年11月23日 09:04
晴れやかな休日の朝。ウィンナーに粒マスタードをたっぷりとつけて頬張った。迸る肉汁と粒マスタードの粒の食感と酸味とほのかな苦み。半分になったウィンナーにまた、粒マスタードをたっぷりとつけて頬張った。そして、気が付いてしまった。私はきっと、粒マスタードを食べたくてウィンナーを焼いたのだ、と。もしウィンナーが私のこの思考を知れば、ショックを受けるだろう。彼はいつだって子供にも大人に
2021年11月25日 21:16