ジョーカーという悪を作り出す社会
自称サイコパスと言っている岡田斗司夫さんの
YOUTUBEが結構好きで見ています。
私はキネシオロジーを使ってセッションをするのですが
そこには
少なからず心理学も関わってきます。
脳がどう反応するとかもあるので
そういう部分で人の反応をどう捉えるかとか
心理学も興味あってみるのですが
岡田さんの人の心理の見方がなるほどと思わせられるというか
言語化してくれるので
自分自身を捉えることにもつながるし
参考になることが多々あります。
先日は
ジョーカーという映画について話していました。
私はこの映画の前の
ヒースレジャーのジョーカーは見ましたが
こちらは見てないんですよね。
ヒースレジャーは私の住んでる
オーストラリア出身の俳優さんですし
私の好きな俳優さんの一人でもあったので
この映画の後なくなってしまったのはほんんとうに悲しかった。
ただ
この映画の中の彼を見ると
これは演技なんだろうか?という
凄まじさを感じました。
そこからバッドマンシリーズは見なくなり
岡田さんが話しているこの映画ももう数年前のもの。
噂ですごいとは聞いていたけれど
マーベルもの?は見なくなってしまったので
いまだに見てはいないのですが
今日書こうと思ったのは
この話がちょっと繋がった感があったからです。
岡田さんはYOUTUBEの中で
ジョーカーが社会が作り出したもので
ジョーカー本人は
人を笑わせることのできる人になりたかったはず
ジョーカーが
ピエロのメイクをしていることも
メッセージでもあります
彼が環境や社会の中で
生きることに絶望していく中で
起こしたことに対して
ヒーロー化されていくということ
社会から見放されてた自分が
社会からヒーローとして求められる
(悪のヒーローではあるのですが)
その自分を演じることで
生きている感覚を得るけれど
それは自分が望んでいたものではないということも
心の奥底ではわかっている
映画の構成や取り方でそういうメッセージを
映画は作っているんだということを
岡田さんはかつて
自分がクリエイター側にいたので
そういう視点で話してくるのも
面白い
それを聞いた時に頭に浮かんだのが
呪術廻戦
なんで繋がったかというと
いわゆる闇落ちをした夏油だけれど
彼は彼なりの正義を貫こうとした
それが人を殺していくことになり
五条とぶつかってしまう
どちらもどちらの正義であるわけで
夏油はもちろん自分からその道を選んではいるけれど
それも
天内が死んで喜ぶ人たちを見てから
おかしくなっていくので
あの拍手をする人たちが
今の社会を象徴してるとしたら
そこに反発をしたくなるのもわかる気がするのです
社会に対しての反発
ジョーカーも
家庭環境に恵まれず
そこで一生懸命生きようとしても
結局報われない
そんな理不尽な世界に対しての不満
そこで自分の正義のために
行動したら
(それが悪としても)
認めてくれる人が出てくる
その自分を認めていくことで(悪としても)
自分の価値を認められるとしたら
そう行動してしまう
そういう人は
実はたくさんいるのではないかと
悪と知りつつ
行動していく様
夏油もいつかは五条に殺されるのを
待っていたと思うのです
その自分を止められないから
殺してくれと
止めてくれと
五条もそれをわかっていたから
そういうシーンにつながったんじゃないかと思います
こういうのを絡めて
密教の世界と
人を絡めて
書かれた漫画だというのが
すごいなと思います
(日本の漫画は奥が深すぎる)
いわゆるヒーローが出てくるものというのは
そこに悪役がいるからです
仮面ライダーがいるのは
ショッカーがいるから
でもショッカーはショッカーで
あの世界が自分たちの正義なので
邪魔をする
仮面ライダーを倒しにくるのです
仮面ライダーが立ち上がってなければ
仮面ライダーの話はないのです 笑
何が正義で
何が悪なのか
これは見る立場が違えば
変わってもきます
事件があったとしても
その背後にはどんなことがあったのか
そんなことは
実は誰にもわからないのかもしれません
人の思いはそれぞれ違う
そこがうまく行かないから
争いになるし
戦いになるし
傷つけあうことになる
そうならないために
自分を整えるということが大事
感情に振り回されないことが
すごく大事
自分の中の
怒りスイッチを押されないように
スイッチを減らすこと
これを
私はキネシオロジーでやったんですよね
とはいえ
人間感情から切り離せないので
まだまだ出てきますけど。笑
この感情の話は
別のYOUTUBE
超天才ニート・大西拓磨の話に続いていきます。笑