ルパンの時代の警察と探偵&パリ警察博物館
みなさん、こんにちは!
今回は、『ルパンの世界』(以下、本書)の第25章~28章について、第25章の「警察は何をしていたか」を中心に、ルパンの時代の警察と探偵について、みていきたいと思います。
警察と言えば、ルパンファンなら、まずガニマール警部が思い浮かぶのではないでしょうか。
ルパンとガニマール警部って、ある意味、興味深い関係だなと思う時があります。
追う者と追われる者の立場ですが、なぜかこの2人には友情めいたものさえ感じる時があるし、ガニマール警部もルパンに一目置いているところがありますよね。
特に、赤い絹のスカーフやルパン対ホームズなんかを読んでいると、そう感じます。
この2人の関係性については、また改めて考察してみたいと思います。
さて、本書によると、ルパンの時代に、警察は大きな進歩を遂げたようで、それはベルティヨン式人体測定法が開発されたからだそうです。
そういえば、黒真珠でルパンは殺人犯と思われる男に、親指の指紋から身元が特定されることを伝えていますね。
当時の警察やその歴史などを知りたい人は、パリにある警察博物館Musee de la Prefecture de Policeも、色々な意味でお勧めです。
なぜ、色々な意味で、と書いたかというと・・・
無料で入館できる!
それに加えて、ベルばら時代の資料もあるようで、ベルばらファンの人にとってもお勧めかもしれません。
でも、ベルばら時代のどんな資料がどの程度展示されているのか、調べても詳しくは分からなかったので、パリに行ったら、是非この博物館にも行ってみたいと思っています。
しかし、フランス革命時代のギロチンは展示されているようで、ちょっと怖いな~💦😱
パリ警察博物館 観光ガイド - おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)
無料だけど、予約を入れたほうが良いみたいです↓
Le musée de la préfecture de Police | Préfecture de Police
こちらの記事にも警察博物館が紹介されています↓
無料で見学できるパリの美術館 | O'Bon Paris | Easy to be Parisian
また、本書によると、ベル・エポック時代には、沢山の私立探偵が活躍していたそうです。
ベル・エポック時代より少し前の時代の人になるかもしれませんが、私はヴィドックが思い浮かびます。
フランス人ではないけれど、シャーロック・ホームズも名探偵ですね。
そういえば、ルパンもバーネット探偵社で、探偵をやっていましたね。
本書の著者曰く、バーネット探偵社は、1911年から営業を始めたダンベル探偵社に似ているそうで、ダンベル探偵社も、バーネット探偵社と同じく、なんと!”調査料無料”をうたい文句にしていたとか・・・😲
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。