アルセーヌ・ルパンの大いなる秘密を追う㉒-断崖絶壁に建つ教会-
Akiko Nishimoto lit.link(リットリンク)
みなさん、こんにちは!
前回のブログ↓で、奇厳城の冒頭で起こるアンブリュメジー事件の舞台について書きましたが、今回は別の舞台を探し当てたので、その場所を皆さんと一緒にみていきたいと思います。
アルセーヌ・ルパンの大いなる秘密を追う㉑-奇厳城の館、ついに発見!-|西本亜希子 (note.com)
ストーリーでは、アンブリュメジー事件の際、賊に発砲して勇敢な行動をとったレイモンドが、事件後、後行方不明になってしまいます。
予審判事らの調べで、レイモンドを殺した(彼女は殺されたのではないかとこの時点で推定されている)と思われる犯人の足取りを辿っていくと、バランジュヴィルの教会、断崖の真上にある古い墓地まで続いていた、と描かれていますが、この教会は実際に存在するようです。
それが、聖ヴァレリー教会(Église Saint-Valery/The church of St. Valery)です。
ストーリーで描写されている通り、バランジュヴィルの断崖絶壁に建っているので、ノルマンディーの海岸が一望できる絶好のスポットになっています。
Hist-L'Egliseの聖者ヴァレリー |Varengevilleのsur Merの市庁舎の役人 (varengeville-sur-mer.fr)
バランジュヴィルは、ノルマンディーのディエップから約5キロほど西の海岸沿いの街です。
現在バランジュヴィルスルメールVarengeville-sur-Merという街の名前になっており、奇厳城の冒頭の舞台であるアンブリュメニルの北に位置する街です。
Varengeville-sur-Mer - Wikipedia
物語でも、アンブリュメジーの屋敷から、ノルマンディーの海岸が見えると記述されていましたね。
この教会の美しいステンドグラスと断崖から見る海の眺めは素晴らしいようです。
Graceful Varengeville-sur-Mer | dieppe-maritime-tourisme (dieppetourisme.com)
ノルマンディーに行ったら、こちらの教会も訪れてみたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。