アルセーヌ・ルパンと秘密結社の謎を探る!-『ジュール・ヴェルヌの暗号 -レンヌ=ル=シャトーの謎と秘密結社-』を読んで-
みなさん、こんにちは!
前回の記事で、「創元ミステリ短編賞」に応募したことをご報告しましたが、その記事の最後に”面白い本を見つけたので、またブログで紹介します”と告知していた本が、こちら↓
その名も『ジュール・ヴェルヌの暗号 -レンヌ=ル=シャトーの謎と秘密結社-』です。
「レンヌ・ル・シャトー」と言えば・・・そうです!あの映画化もされた『ダ・ヴィンチ・コード』の元になった事件ですね。
恐らく、『ダ・ヴィンチ・コード』の作者ダン・ブラウンさんは、『レンヌ=ル=シャトーの謎 -イエスの血脈と聖杯伝説-』を読んで、それをベースorヒントに『ダ・ヴィンチ・コード』を執筆されたのではないかと思います。
レンヌ事件で時の人となった神父さんの名前が”ソニエール”なんですが、『ダ・ヴィンチ・コード』のヒロイン であるソフィーの祖父も”ソニエール”という名前ですしね・・・。
この「レンヌ=ル=シャトーの謎」とジュール・ヴェルヌの不思議な繋がり(関係)を明らかにしたのが、今回ご紹介する『ジュール・ヴェルヌの暗号 -レンヌ=ル=シャトーの謎と秘密結社-』です。
ジュール・ヴェルヌと言えば、「海底2万里」などの冒険小説が思い浮かびますが、私は個人的に、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」でヴェルヌの本が取り上げられていたのが印象に残っています。
実は、私はジュール・ヴェルヌの本は1冊も読んだことがないのですが、なぜこの本に興味を持ったかというと、この本の第3章2部でアルセーヌ・ルパンについて書かれているからです。
ジュール・ヴェルヌと秘密結社、ジュール・ヴェルヌとアルセーヌ・ルパン(作者モーリス・ルブラン)の関係、そしてアルセーヌ・ルパンと秘密結社の関係など、考えただけでワクワクするような内容で、この本を見つけた時は、「絶対読まねば!」と思いました。
私は、ダン・ブラウンさんが描いているような秘密結社の謎を軸にしたミステリーが大好きですし、何よりアルセーヌ・ルパンの作者モーリス・ルブランさんが何か秘密結社と関わりがあったのではないか・・・と漠然とですが、私も思ったことがあるからです。
モーリス・ルブランさんが秘密結社に入っていなくても、何かそういう組織に通じているような雰囲気が作品にみてとれるからです。
特に、『カリオストロ伯爵夫人』について、私は以下の疑問を持ち続けていました。
それは、「どうしてルブラン氏はノルマンディーにある7つの修道院の場所が、大熊座の星配置と一致していることを知っていたのか⁉」ということです。
”星配置と建造物”と言えば、私は真っ先に「ギザの3つのピラミッドがオリオン座の星配置と一致している」ことが思い浮かぶのですが、これらのピラミッドも星座の配列と同じ位置にあるという、不思議があるんです。
だから、アルセーヌ・ルパンの物語を秘密結社の観点から探求していくのも面白いんじゃないかと私は思っているのですが、記事が長くなりそうなので、また次回の記事に書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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