見出し画像

やるやる詐欺の正体≪サラリーマンのレジリエンスを高めるシリーズ≫vol.1

久しぶりに記事を書こうとパソコンに向かっています。

まさに私自身が、“やるやる詐欺”。
かっこ悪い自分を直視するのが苦しすぎて、(周りにはバレバレなんだけれど)自分は、見て見ぬフリをして自分自身から逃げようとしていました。

もう逃げきれないな、と最も信頼している師匠から、
ガツンどころか、ガッツーーーーーンとお言葉をいただいて、
自己否定的な胸の痛みを感じていると、今日はこのネタしか思いつかないのです。

“やるやる詐欺”な自分自身を振り返ってみたいと思います。

“やるやる詐欺”の定義

過去に『行動に起こす』ことを宣言していたけれど、実際は『行動に起こしていない』状態のことです。

人によっては、周囲の人に言わずに自分自身の内面の中で決めていて、周囲に漏らしてはいないけれども、自分で決めたことができないことを、悩んでいる方もいるかもしれません。

私自身、アイデアを『これやりたい』『こうした方がいいから、こうする』と口にしてきたのですが、なかなか行動が伴わず、格好悪い自分をさらけ出しまくっている訳です。

メンタルブロックとは?

言葉の通り、メンタルからの行動化ブロック。行動を起こそうとすると自分の中にマイナス感情が渦巻いて、『今はやめておこう』『また今度にしよう』『やっぱりやるのを止めよう』と行動を起こすことに自分のなかだけで抑止力が働きます。

そしてやるやる詐欺には、このメンタルブロックが大きく関わっています。

抑止力をもたらすマイナス感情の例:

  • 無気力感:目的を達成するためには、頭では理解しているけれど、“やる気が起きない”、“モチベーションが上がらない”状態。

  • 自己否定感:自分はその行動に値する人間でないと、自己を否定的にとらえている状態。

  • 劣等感:どんな行動をしても、自分は周囲と比較してより悪いプロセスや、より悪い結果をもたらすという風に感じている状態。

  • 恥ずかしさ:自分自身のモノの見方・ルールから逸脱しているときに感じる痛み。

  • 不安恐怖感:行動を起こすことによって未来に起こることを不安に感じたり、過去の失敗の恐怖感を思い返すような状態。

  • 罪悪感:自分が行動を起こすことによって周囲に迷惑をかけてしまうのではないかと感じる状態。

  • 自分軸のなさ:周囲や外部からの要請やルールがないと、動くことができない状態で、何をするにしても、自分がどうしたいということがない状態。

みなさんは、どんな気持ちのときに、行動を起こすことがむずかしくなりますか?

私のやるやる詐欺の根本原因は、“自己否定感“と“無気力感“と“自分軸のなさ”

では、私自身のやるやる詐欺の根本原因を見てみると、
“自己否定感”と“無気力感”のメンタルブロックと、“自分軸のなさ”が大きく関わっています。

その行動を起こそうとすると、完璧な行動の結果を求めてしまい、その完璧な結果と、できていない現状の差分を自己否定的に感じて動けなくなります。

そして自分の軸がないので、『こうしたい』という思いが弱小なんです。

そのために、自己否定感を感じて、『こうしたい』という青い炎もゆらぎ続けていると、そりゃ無気力になる。『やらないとなー』と頭で考えて、自分の中で、『メンタルブロックがかかって、やれない』という気持ちと、『やらなきゃ』という気持ちが引っ張りあって、余計、自己否定感がうごいめいて・・・・と負のスパイラルに入ってしまいます。

要はやりたくないから、やってない。

周囲からすると、行動を起こしていないので、結果なんて出なくて当然。滑稽ですよね。

やるやる詐欺は、迷惑です。

でも実際は、自分のことを本当に自己否定的に感じていて、無気力で、自分というものが、まったくなければ、生きていられないと思いませんか?

でも現在、存在できているのは、行動を起こしていない自分も、やるやる詐欺の自分も、存在していいと思っているから存在しています。

そして、周囲が受け入れてくれている周囲からの良心に、自分が不健全に依存しているんですよね。やるやる詐欺であったとしても、結局は自分の安住の地に身を置いていることになります。

やるやる詐欺、先延ばし癖を人生の通過点にしたいですよね。

自分の事をどんどん嫌いになって、どんどん周囲に依存して、そして嫌われて、また自分のことをどんどん嫌いになるだけですから。
(耳が痛い!><)


⇊LINE公式アカウントはじめました⇊




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?