毎日、自分と向き合う時間をつくる
今年に入ってから人の書いたnoteを読むのも、自分でnoteを書くのも億劫になっていた。
仕事が忙しかったのもあるし、1月下旬頃からすでにコロナで大変になることを予見していて、人と会う約束もキャンセルし、勝手に引きこもり自粛生活を続けていたから、というのもある。
内向型の私は引きこもり耐性があるので、今まで通り自宅に引きこもって粛々と仕事をする毎日を送っていればいいだろう・・・って甘く見ていたけど、自由を制限される生活はやっぱり目に見えない形でストレスとなって襲いかかってきていたようで、今まで楽しんでいた情報のインプットもアウトプットも「刺激」と感じてしまうようになって、noteから距離を置かざるを得なかったのだ、と思う。(振り返って分析してみると)
元々6月7月の梅雨時期は1年の中でも気持ちが塞ぎ込んでしまう時期だったので、コロナと梅雨のダブルパンチで、この時期は本当に体も心も使い物にならない状態で、ただただ好きな小説や映画やドラマ(初見ではなく過去に観て心から楽しめたものに限る)の世界に逃げ込んで嵐が過ぎ去るのを待つしかなかった。(フィクションの世界、ありがとう!)
コロナの恐ろしさは、罹患することだけでなく、自粛を余儀なくされることで今まで享受していた何気ない日常や自由を制限されることが原因で体や心に不調が起こることだと思う。
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そんな風になんとかクサクサした日々をやり過ごして、梅雨も終盤の頃(今年は長梅雨だったから余計に辛かったよ)、ひらやまさんが『月イチnoteくらぶ。』へのお誘い という試みを始める内容のTweetがTLに流れてきて、おお!と心ときめいたのです。
ちょうど気持ちも上向きになってきていて、note再開したいな、人の書いた文章が読みたいな、今なら楽しんで読めるだろうな、というタイミングだったので渡りに船だと。
早速申し込み、程なくひらやまさんから「30分ほど話しましょう」という丁寧なお誘いがあり、Zoomで初顔合わせ。
去年からずっとひらやまさん主催の「noteもくもく会」にも参加したかったので(まだ参加できてない)、直接お話しできるのは嬉しかったし、参加者一人一人と真摯に向き合う姿勢やエネルギーは本当にすごいな、と思った。
話していて思ったことは、
・私は何が書きたいんだろう
・私は誰に向かって書きたいのだろう
の2点。
「何が書きたいか」については、明確なテーマや専門性を持ってその分野を深掘りするようなスタイルではなく、自分の日々の気づきやライフハック、少しでも生きやすくなるような心の持ち様を今まで通り淡々と書き留めていきたい、と思っている。
これは読む人にとって有益な情報でもなんでもないし、面白くもないと思う。
有益で面白い文章や内容じゃないと書く意味ないよね、という人もいると思うけど、私はそうは思わなくて、私にとって「書く」という行為は、自分の中のモヤモヤした考えを整理するためだったり、自分のその時感じたことを鮮明に書き留めて残しておく、ということが重要なのだ。
そんなの誰にも見せない「日記」に書いておけばいいだろう、という意見もあると思うけど、ありのままの過不足のない自分をnoteという場所で公表しておくことで、同じ様な悩みや考えを持っている人の手助けになるかもしれないし、こんなポンコツな人もどうにかこうにか生きてるんだな、って安心してもらえる一助になるかもしれないし、共感してくれて繋がれるかもしれない、という希望を持っているので、開かれた世界に向けて書く、という選択をしている。
noteに自分のことを書き続けることは、それすなわち、壮大な「自己紹介」だと思っている。
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ひらやまさんと小さな約束をした。
「毎日30分ほどnoteを書く時間をもつこと」
自分で言い出したのだけど、有言実行というか、人に所信表明することで自分を追い込んでいくスタイル。笑
まずバッターボックスに立つ。
良いものがスラスラ生み出せるかどうかは置いておいて、とにかく打席に立つ習慣を身につける。
私にとって「noteを書く」という行為は、「文章にまとめる」こと以上に「自分と向き合う」ことの方が重要で、毎日自分の心の声を丁寧に聞いてあげる時間を持ちたいな、というのが根底にある。
30分はそのための時間だ。
箇条書きでも良いから、嫌だったこと、嬉しかったこと、違和感を感じたこと、気づいたこと、を書き出す。
心の襞が震えたこと、琴線に触れたこと、温かい気持ちになったこと、希望を感じたこと。
毎日、自分と向き合う時間をつくる
noteの公開はボチボチになってしまうかもしれなけど、この習慣を続けて行きたいし、そのきっかけをくれたひらやまさんに感謝の気持ちでいっぱいだ。
人が動き出すきっかけをくれる人は偉大だと思うし、私も誰かのそんな存在になれたら良いな。
ひらやまさんには別の形で恩返ししていきたい!
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