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Photo Story|鏡写-かがみうつし-/Kagamiutusi

PENTAX KF F6.3 1/1000s 58㎜ Sizuoka Makinohara
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「鏡写-かがみうつし-」

砂浜の水たまりにできた水鏡。

少ししゃがんで斜めから覗いてみると
そこには世界が鏡写しになっていた。

瓜二つの世界。

それは全く同じ世界なのか
あるいはちょっと違うパラレルなのか。

あなたはどう思うだろうか?


Photo Story

相良サンビーチシリーズ。

冬の海でもこの日は暖かかった。

静岡は47都道府県の中で降雪量は下から3番目の45位。

ちなみに47位は沖縄、46位は宮崎とのこと。

なので、引っ越してきてまだ2年目だけど、本当に全くと言っていいほど雪は降らないし、まぁ寒いのは寒いけど、よその地域と比べるとまだマシなほど。(過去、兵庫、福島、三重に住んだ感想として)

むしろあったかいなぁと思う日の方が多かったりする。
(ここ3日間くらいは流石に寒すぎる。。。)

ちょっとポカポカ陽気でダウンを着ていると軽く汗ばむ中、カメラ片手にルンルン気分で散策を続ける。

鏡写しになったハクセキレイをヒントに、ひょっとしたら他にも鏡写しになるものはないかなぁと探していると、大きな大きな水たまりを発見。

おおお!!!これは!!!

しゃがんで下から覗いてみると、見事に反転した世界が映し出されていた。

これをカメラ界隈ではリフレクションと呼んでいたりもする。

ただ、風が少しあったので、その風が水面をさらうとさざなみが発生して、世界はぼやぼやしてしまう。

無風になって、さざなみが収まるわずかなタイミングを狙うしかない。

しゃがんで、カメラのモニターを見ながら待機。

この時の集中感がたまらなかったりする。

そして、ピタッと止まった瞬間にシャッターを下ろす!

あ!!ピントブレとる!!

そのままTake2に入る。

集中。集中。集中。呼吸を忘れてしまうほどに。

ピタッ。よっしゃここや!!!!

あ、シャッター押すのに勢い余って水平じゃない!!!

そしてTake3、Take4へと入る。

結局のところ集中しすぎるというか力を入れすぎるあまりにピンとくる写真は撮れなかった。

今回の写真も変なところにピントがあっていて、景色全体がぼんやりしてしまっている。

力入れすぎてしもうたか・・・。

なんでもそうだけど、変に力があ入ると空回りしてしまうことが多々ある。

それはカメラにおいてもそうで、なんとなくさっと撮ったほうがうまくいく時もある。

まぁでもええか!

いつの日にか再チャレンジを狙ってまた撮りに来たらいいやんと。

それにめちゃめちゃ風と遊んでいる感じで楽しんでいたから。

どっちが本物の世界で、どっちが鏡写しでしょう?

ピントが甘い方がなんとなくぼんやりしていいのかもしれない。


続く



ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。

2024年1月26日


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