Photo Story|誰方-どなた-/Donata
「誰方-どなた-」
水辺をちょろちょろ動く1羽のハクセキレイ。
徐に水面に顔を向けると
そこには水鏡に映るもう1羽のハクセキレイが。
え!?|誰!?
とでも言わんばかりに一点を見つめている。
そんな微笑ましい姿に癒されながら。
Photo Story
牧之原市にある相良サンビーチ。
白砂と青松が美しい海水浴場で、海がめちゃめちゃ綺麗なところ。
僕が静岡に引っ越してきて、最初に訪れた海がここだった。
今でもその感動は覚えているほど、本当にここの海は綺麗。
•••
この日はパートナーが海に行きたいと言っていたので、気分転換も兼ねてこの相良サンビーチに行くことにした。
途中コメダ珈琲に寄ってコーヒーとモーニングをテイクアウト。
そして海へと到着する。
ここの海水浴場のいいところは、砂浜ギリギリのところまで車で行けるということ。
つまり、海の真正面に車を停められるので、車内から海をぼーっと眺めることができる。
最近寒かった静岡でも、陽射しが入る車内はあったかい。
ボケーっと海を眺めながらパンを食べて、コーヒーを飲む。
優雅な時間。
その後に、僕はカメラを持って近くを散策に。
パートナーは車内で一人、ゆったりくつろぐことに。
•••
今日は何が撮れるかなぁとわくわくしながら、歩いていく。
海水浴エリアとそうじゃないエリアの境目に、ちょうど陸地から流れ出てきた水が小川みたいになっているところがある。
そこに小魚が泳いでいるのか、カラスとかハクセキレイが水辺でちょろちょろしていた。
ふとハクセキレイに目を向けると、ちょうど小川に反転して映る姿が。
これはシャッターチャンスと思い、慌ててカメラを向けて撮影。
その時に偶然撮れたのが今回の一枚。
水鏡に映る姿を見ているようだったけど、その実、ただ水の中のいる獲物を探しているだけだったという。
でもなんか、「え、誰?」みたいな様相がおかしくて。
しばらくハクセキレイと戯れながら撮影を続けるのであった。
こんな時間が僕にとっては何より夢中になれて倖せな瞬間だったり。。。
続く
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年1月25日
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