いつも『快』から『不快』を見下ろしている 不快と共にあるとも知らず 不快は奥深くから見守っている 生かすことも殺すこともない ただただそれを受け入れ包む 人は快の中ばかりに心地よさを見るが 一瞬で消え去る儚いもの 不快に留まり不快を静かに眺めてみると いてもたってもいられなかった感覚が しーん。と静まり返り これまで感じたことのない重力を感じる 全身が脈打つ音、生きている感覚 人は不快に留まる勇気があるだろうか 今月は『不快』というキーワードが目立ちます 皆
さぁ冒険をはじめよう! 少しだけ先のことを考えるとき、いつも想像するイメージがある 「未来は向こうからやってくる」 「未来はビュッフェのように所狭しと並んでる」 あとは自分の「意思」で選び進むだけ わたしの目の前に色とりどりの未来が広がっている どれを選んでもいい なんて贅沢だ 失敗?不安? でもまた次の瞬間には新しい未来ビュッフェが並ぶ 未来はいつも目の前でわたしを待ち快く迎え入れてくれる あとは身体のトキメキにしたがってそれを掴むだけだ さあ、あなたは今なにを掴
今日、あなたはどんな贈り物をもらいましたか? わたしは手紙 そこにはお礼の言葉やその方が大切にしている想いが詰め込んでありました わたしはよく思いがけず頂くことが多い 物や食べ物が多いですが 今日ふと「気持ち」の頂きものが一番多いことに気がつきました そんなの当り前だよ?(笑) わたしは今日はっきりと気がつくことができました ありがとう 嬉しかった ドキドキしてます 出逢えてよかった 幸せでありますように その人の愛情や勇気、決意 頂くものにしてもそこに込められた想い
ヒカリを放つ身体 わたしたちはいつも暗闇の中にいる 源は澄み渡るヒカリなどではなく暗闇なのだ そこに突然小さなヒカリが差し込む その小さなヒカリに身体がざわめき「火」がともる 「好奇心」という火種だ 外側からもたらされた火ではすぐに消えて見失う 好奇心という自ら発光しともった火は 暗闇を照らす道しるべとなるだろう 今月は内側に灯る火種を見つけていくことになるでしょう 火種は一見とても小さく儚いものに見え 通りすぎ気が付かないこともあるでしょう しかし、はっきりと認識で
旅の副産物 歩みを進めるほど 背中にしょったリュックが重くなってゆく それでも道で足が止まるたびに そばに転がっているあの石ころを見逃すことはできやしない 旅の記念ではないか この石ころを見るたびに この道をきっと思い出す 小さく健気な石ころから ごつごつと主張の強い石ころまで 旅人は拾うのが当り前かのようにリュックへ詰め込む あの丘へ登ることが目的だった旅 気が付けば旅の副産物でリュックがパンパン 重みで立ち止まり リュックを下ろし広げて拾い集めた石ころをひとつず
ここのお水とってもおいしいよ 冷たくて冷えて向こう側がくっきりとみえる 差し出した、その澄んだ水をとても険しい顔で見つめる わたしは不思議な顔で そのコップを上からのぞき込む さっきと何も変わらない美味しそうな水だ わたしは飲まない! とっても不思議だった こんなに恵いっぱいそうなお水なのに・・・ その人の目には この水がドス黒く濁って見えていたのだ この水を飲んだら身体を壊す こんな水をわたしに飲まそうとするなんて なんて恐ろしい奴だ 一杯の湧き水。 見るもの
どこ吹く風のやじろべえ おい!どこ見てんだ? ・・・・。(知らん顔) おい!そっちはあぶねぇぞ ・・・・。(気にしない気にしなーい) ざわざわざわわww 変なやつだぞ。 聞こえてねぇ~んじゃ? なんだなんだ。 宙をあおいでフラフラと呑気なやじろべえときたら 汗 !!! おっとっと 周囲が唾をのみ目を光らせ グラつくやじろべえを「そら見たことか!」と今か今かと待ち構える 期待もよそにやじろべえはよろつく身体をふらふらさせながら また定位置に戻ってくる そしてまた
文章を読んでいて書いている人の声が聴こえた!! という経験や瞬間がある きっとこれを読んでいる皆さんも同じように感じた経験があると思う 昨晩とある星読みの方の文章を読んでいて リズムや抑揚、なんなら表情、口角までリアル再生されて一人ニヤついていた(特技の妄想癖発動ww) 妄想と言いつつ、、いつもこれが全く発動しないこともある 借り物の言葉というのか デジャブのような何度もどこかで見たことのあるような そんなどこか切ない感じ この差はやはりその人の身体を通っているか否
こんなの出してもな・・・ 何の役にもたたないよ~な・・・ そぉーやってすぅーぐ 役立つ情報・役立つすんばらしいお話を出したがる 何の役に立ちたいんじゃーい って言いたい(笑) まず、誰かや何かの為とか一旦おいて 自分の為に出してあげたらいいと思う だって言いたいことがあったでしょ 思って気づいた感情があったでしょ それを思考やエゴに飲み込まれてなかったことにしないであげてぇ~ 誰にどう思われるとか 評価される、されないとかホントどっちでもいいのよ 表に出してあげた
丸二日間寝込んでみた(笑) 久方ぶりの発熱に震える震える。。。 こんなに着込んでいるのに こんなにグルグル巻きなのに・・・ 雪国に真っ裸で放り出された感じ(激しい妄想とともにお届けします) 発熱する日の朝、元気に散歩して何の予兆もなく・・・ !!! そういえば朝。ハックション!!!あれ? たった一回のくしゃみで感じた、お久しぶり感 その晩応急処置と 早めにぐっすり寝ればなんとかなるという淡い期待もまんまと外れ 夜中の8度7分に遠のく気力 それでも待ってはくれない母業
ほんの少し前まで ずっとひとりぼっちだって思っていた あの粒たちを見るまでは。 弱い自分が顔をだす 「全部自分の責任だろ!しっかりしろ!立て!」 そんな言葉をかけ続け生きてきた 泣いてる自分をもみ消したまま 歓喜する自分を全肯定してきた あのまなざしに気が付かないまま お風呂の中でしーんと内側を観察していたある日 私という身体にたくさん粒たちがいた その粒たちはじっとこっちを見ていたのだ わたしはその時思い知った わたしはわたしだと思い込んでいた わたしはこの子達だ
向かい合う大将たちの握手 砂埃舞う枯れ果てた荒野 一滴の水分も残ってはいないだろう そこに広がるは 見渡す限りの倒れ絶えた人・人・人、、、 戦だ 喧嘩だ どちらが強いかだ 何かが終わり地面に広がる散々たる景色に 何も終わってはいない男が二人、視線を合わせその瞬間を待ちわびていた どちらの目にも映るは たった一人の敵と絶えた仲間とその敵の海 この世界にたった二人となったのだ 盾を持ち剣を握る まったく視線をはずさない二人の喉元だけが静かに動くだけ 目と目を合わせ
線を引かれて傷ついた経験はありますか? わたしは過去に何度か覚えがあります 大好きだったあの人 やんわりと時にはっきりと。 身体ではうっすらと感じていたハズの その線に 頭では気がつきたくない 気がついちゃったら痛くてたまらない 痛みを受け入れる勇気なんて・・・ 怖すぎる そんな甘酸っぱい幼い頃を思い出す 人にはそれぞれ線がある わたしと外側 その境界線に気付けているだろうか 両手を広げて身体を球体のように囲んだ境 線に気がついていない、曖昧な時 土足で(
全てには始まりがある ある人が見れば 文字の書き始めで全てが分かる・決まると言われるように スタートを切る前に勝敗が分かるように 何かができる時、何かを創る時には 必ず始まりがある それは一体なんだろうか... それは「心」だとわたしは思う どんな心の動きがあって 点を生むのか その一番初めの「心」は指紋のように残る だから後からどんなもので上書きしようが 取り繕おうが消せない その「心」の出どころを なにより繊細に見ていきたい
人間はいつも安心と不安を抱えている お腹の中にいる安心感 お腹の中から出る不安感 お家にいる安心感 幼稚園・学校にいく不安感 実家にいる安心感 自立する不安感 会社に属する安心感 独立する不安感 在るものが在るという安心感 在るものが無くなるという不安感 在るものは無くなっていくのが自然である 無くなったと思っても... また、在るのだ。 ただそれをずーっと繰り返しているだけのこと 植物も命も社会もコミュニティも できてはなくなり またできてはなくなる そこ
半年程前 幼い頃わたしが自ら創ったであろう透明のカプセル。 見つからないところにしまっておいたはずの あのカプセルが私の身体から抜け出し 1メートル程だっただろうか。。 フワ〜っと浮かんだと思ったら頭上で割れたのだ おびただしい程の言葉のシャワーを浴び わたしは大泣きした 幼い頃のわたしのあの目 ポツンと悲しそうな目でこっちを見ているあの表情もその意味もやっと繋がった 記憶をなくし上書きしたあの頃の思い出も そのシャワーによって洗い流された 悲しみと辛さと無