ぼくは猟師になったを読んで
この本にはnote上での読書感想文を拝見して、興味を持ちました。実際読んでみて、面白かったですし、もう一度、その方の感想を拝見して、共感したり考えたりと嬉しい体験でした。
私の猟師さんのイメージは、山に住んでいて代々猟師さんを続けている、またはスポーツとして猟を楽しむ方でした。
作者は、どちらでもありません。自分の生き方を真摯に考えて探り、たどり着いたのが兼業猟師生活でした。
大上段に命を大事になんて言いません。でも命を奪う重みも、だからこそ、なるべく無駄にしない姿勢もひしひしと伝わってきます。
いわゆるスマートな生き方ではないかもしれません。でも、ときどき感じる社会の微妙な矛盾に変化を起こすのは、こういう方なんだろうなと思いました。