Twitterを始めたら転職が決まった話
こんにちは!はじめまして。あきと申します。"あき@B.LEAGUE分析人"というアカウントで、B.LEAGUEクラブ・選手分析を中心としたスポーツビジネスに関する情報を発信をしています。
このアカウント、昨年の9月に作成し現在約1,200人の方にフォローいただいております。ありがとうございます!
1,はじめに
さて、このアカウントを作成したのには理由がありました。それは、「このTwitterがきっかけでプロスポーツの集客・マーケ担当としてスカウトされること」
そしてこの度、3人制プロバスケットボールチーム「TOKYO DIME(東京ダイム)」にスタッフとして入団することが決まり、このアカウントを作成した目標が達成されたので、その経緯についての情報をnoteで発信してみることにしました!
2,アカウントを始めた経緯/このアカウントの戦略
昨年9月、新卒から入社した会社も4年目を迎えちょうど色々なことがひと段落しました。そこで自分は今後何をやりたいかを考える機会があり、結論として出たのが、「人々を熱狂させることができるビジネス=スポーツビジネスに携わりたい」ということでした。
ただこの業界に入るのはとても狭き門。そのために転職サイトに登録するだけでは足りないかなと思い、もっと自分を売り込める方法はないか?と考えた結果Twitterを始めることにしました。そして売り込むために考えた戦略は、
「①やりたいこと」×「②得意なこと」×「③需要のある市場」
の掛け算でした。そして、僕にとってのこの3つは下記のような感じでした。
①やりたいこと=スポーツビジネスに携わること。②得意なこと=データを分析しまとめること(幼少期から特に野球に関するデータが大好きで、小学生の時はプロ野球選手の年俸、成績、背番号ほぼ全チーム分暗記していました笑)。③需要のある市場=Bリーグ。様々なデータがあふれているが、リーグとしての歴史が浅いこともありプロ野球やJリーグに比べマニアックなデータがまとめられていない。
以上を踏まえ、自分のデータ収集/分析という強みがBリーグという市場では活かすことができ、この分析を見てくれた誰かが僕をスカウトしてくれたら面白い!と思い「Bリーグ分析人」を名乗りこのアカウントを運用することにしました。
3,TOKYO DIME入団までの経緯
僕のアカウントでは、フォロワー数が多い選手ランキング、オールスターファン投票得票数ランキング(全選手分)、新人王ダービーなどかなりマニアックな切り口の分析を行っていました。
運用を始めて1か月弱、まだまだ試行錯誤しながらコンテンツを作っている段階だった9月末のことです。当時フォロワー数も100程度しかいなかった超弱小アカウント宛に突然DMが届きます!
なんと、、、送り主は岡田優介さん。フォロワー6万人!現役Bリーガー×公認会計士×3x3チームTOKYODIMEのオーナー×バーのオーナー(当時)×・・・など、現役のプロバスケ選手ながら様々な肩書を持つ特異な方です。実際僕のアカウントでもお誘いを受ける数日前に岡田さんのことを紹介していました。
そんな岡田さんから直接採用のお誘いをいただきました!まさか初めて1か月で連絡が来るとは思わなかったのでとても驚きました。(この連絡がきた時、ちょうど映画を見ていてスマホの電源を落としていたので、再起動させ通知が来た瞬間とても興奮したことを鮮明に覚えています笑)
ここで言及されている「3x3」とは、3対3で戦うバスケットボール競技のこと。現状知名度が高いとは言えませんが、2020オリンピックの正式種目となり、ここ数年Bリーガーもどんどん参戦してきている競技力/知名度共に伸びしろのある競技です。
そして、岡田さんがオーナーを務めるTOKYO DIMEは現在世界ランク18位、日本ランキング1位(2019/7/2現在)という日本の3x3を牽引しているチームです。
岡田さんとのやり取りの中で、伸びしろのある競技のマーケットリーダーというチームの立ち位置、そして「常に最先端のことをやる」というチームのスタンスが非常に魅力的に感じたので、「ぜひやらせてください」と返事をしました。その後スカイプでの数回にわたる面談、企画書提出等を経て、まずは分析、コンテンツ作成のお手伝いという形でチームに携わらせていただくことになりました。(ちなみに下記記事の執筆等を担当させてもらいました。)
そして、そういった約半年間のお手伝いを経て、6/1から正式にTOKYO DIMEにスタッフとして加入することになりました。現在主に広報周りの業務を担当しております。これにより昨年9月からアカウントを運用し始めて約9か月、目標を達成することができました!!!めちゃめちゃうれしい!!!
・・・・とは言ってもまだまだスタートラインに立ったばかりです。僕自身がやりたいのは「人々を熱狂させる」こと。そのために伸びしろに溢れている3x3というマーケットそしてTOKYO DIMEのチームの発展に貢献していきたいと思います!
4,おわりに
上記にも何度か記載があるのですが、実は僕まったくのバスケ初心者です。
6月から1か月間TOKYO DIMEで働き、この業界に関わっている方々の多くは自分自身でもプレーをする本当にバスケが大好きな方だと感じています。そういった環境の中で働くと、僕自身のこの業界、そしてバスケへの理解度不足/知識不足を痛感します。もっと頑張らいけないなとつくづく思います。
ただ一方で、3x3はバスケが大好きな方だけでなく、僕のような素人から見てもとても魅力的なスポーツです。しかし現在は、バスケが大好きな方以外にはなかなか情報や魅力が届いてないというのが現状です。ですので、今後このアカウントでもバスケ素人の目線から3x3、TOKYO DIMEの魅力も発信していき様々な方に3x3を知ってもらえればと思っています。(もちろんBリーグの分析も引き続き行います)
以上最後までお読みいただきありがとうございました!ぜひTOKYO DIMEの応援よろしくお願いします!
5,追記「記事執筆から10か月後」(2020/5/4)
公開から約10か月たったのにも関わらず、いまだに多くの方にこの記事を見ていただいていて本当に驚きです!この記事に「いいね」して頂くたびに自分でもこの記事を読み返し、初心を忘れないようにしています。
よく「1年はあっという間!」なんて話を聞きますが、僕にとってTOKYO DIMEでの1年は社会人になって1番長かったです。もう圧倒的に長かったです。この記事を書いた時が遠い過去のように感じます。下記は昨年9月のツイート。3か月すら2年くらいに感じてますね(笑)
長く感じたのは、毎日新しいことの繰り返しで、本当に色々なことが起こって1日1日が濃密すぎたからだと思います。学生の時の1年間はとても長く感じでいたのと同じ感じかなと(笑)。そのうち、転職1年目のこともまたnoteで書ければと思っています。
そして今、1年前には考えもしなかったオリンピック延期や試合延期という状況下に置かれています。ただこんな状況の中でも、自分自身がこの業界に転職した理由である「人々を熱狂させる」「人々の心を強く動かす」ためにはどうすればいいか?を考え続けたいと思います。
最後に宣伝になってしまうのですが、チームとしても個人としても今、最も力を入れているのがYouTubeなので、ぜひチェックして頂けると嬉しいです。
よくある試合アーカイブ置き場ではなく、「バスケYouTuber」を目指しております。
また、個人としてもスポーツビジネス×SNSに関する事例を【1日1個】必ず紹介&考察するサークルを運用しています。月額100円~。スポーツビジネス界隈&志望される方にオススメです。
以上追記までお読みいただきありがとうございました。そして同じくスポーツビジネスに携わっている方々と是非意見交換したいです。もし興味を持ってくれた方がいらっしゃれば、ぜひ僕のTwitterのDMからご連絡ください!