不安を感じやすい自分を理解できた話。ビッグファイブ理論「神経症的傾向」
私は普段の生活で仕事でも何でも不安になってしまうことが多いタイプです。
新しい仕事をするときや、イベントの当日とか、初対面の人に会うときとかには、何か失敗しないかなとか、話がちゃんとできるかなとか
ちょっとしたことが気になって不安になってしまう。
これって人それぞれで、考え方とか性格の違いかなと思っていて
あんまり不安にならずに「ま、なんとかなるでしょ」って楽観的に考えられる人に憧れていた。そうでない自分に自己嫌悪を抱いてしまったりすることもある。
いつも聞いている音声メディアVoicyの放送で「神経症的傾向」という物差しの話を聞いた。
人の性格を5つの要素で説明するビッグファイブ理論という心理学の理論があるのだが、その5つの要素の一つが「神経症的傾向」とのこと。
「神経症的傾向」が高い人は、ネガティブなことに対する不安やストレスを感じやすいそうだ。簡単に言えばメンタルが弱いということだと思う。
冒頭で感じていたことが見事に当てはまり、あぁ自分はこの神経症的傾向が高いんだなと納得した。
納得したと同時に、自己嫌悪に陥ったりということはあまり考えなくなった。もうこれは生まれ持ったものでどうしようもないことだと思えた。
自分は神経症的傾向が高いから、物事に対していつもネガティブに捉えてしまうのだ。
意味もなく不安になっていたことから、理由がなんとなくでもわかるとストレスはなくなる。
こんなことでも人間の心は救われたりするんだから、本でも読んだり、人の話を聞くのはやはり大事なことだなと思う。
神経症的傾向が高い人は、真面目で几帳面という面もあるそうだ。
確かに初めての現場に入るときなどは、不安になって
何が起こっても大丈夫なように入念なシミュレーションと準備を怠らない。
その結果、いい仕事ができることが多い。
このビッグファイブ理論の5つの要素は、高いからいいとか低いからダメとかではなく一長一短ということだ。
自分の性格を分析する上では役に立つ理論だと思うし、他人とのコミュニケーションでも役立ちそうだなと思った。
他の要素についてもノートで書いていこうと思う。
そして自分自身をもっと理解していきたいと思う。
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