東本旭の裏アカ

「全部忘れてしまうなら、いっそ言葉で残したい」 日常と共に生まれるエッセイ

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最近の記事

「温泉記」狭山郷温泉 虹の湯 大阪狭山店 

"サウナイキタイ"というサウナを社会的に、そしてポップに浸透させていこうぜ!!と言わんばかりの 青春と美女と若々しさを上手く混ぜ合わせた 明るめのポスターが沢山貼ってあった。 ちなみにだがそのポスターには店舗によって幾つかの種類ある。何種類あるのだろうかと考え始めそうになったが、何かウザいなと感じ始めたので辞めた。 虹の湯に貼られていたポスターは、1人の美女が主役のような雰囲気で、ソロショットのポスターが多かった。 絶世の美女だ。マットな写真もより良かった。 (この「良かった

    • フェミニズムの最新型兵器。「別の人」

      韓国の小説を初めて呼んだ。 架空の物語だけど、架空では無い。 他人事ではない世界がそこにはある。 フェミニズムの最新型兵器なるほど。そういう事か。全てを読み切った時その意味をようやく感じた。いや痛感させられた。僕はこの本の全てを、作者が伝えかったものの全てを理解できている訳ではきっと無い。ただこの本が何を言いたいのか?大まかなものを感じるとる事は出来たはずだ。 たまたま手に取ったその本の帯にはこう記されていた。(一部抜粋) 「この小説は遠くで照準を合わせる遠隔操作型兵器で

      • 映画「ラブ・アゲイン」 #Fラン大学生のエンタメサークル

        恋って難しいけど、人間の深みが出るな。 映画「ラブ・アゲイン」 大学生を休学しているただのFラン大学生の僕が、映画や音楽、本などのエンターテイメントを紹介していくと言うFラン大学生のエンタメサークル。 いや、まずお前誰やねん。そう思いますよね。僕やったらそう思いますもん。 何かのきっかけでこの記事を見て頂いてると思うのですが、どこの素性も分からない男か女か、そもそも人間なんかすら分からない奴の映画紹介読みたく無いわと思うのも分かります。 ただ僕は自分の為に映画の感想を書

        • 君に鼻糞は多分永遠似合わない。(皮肉小説)

          ※これは完全なるフィクションである。 いや、もしかしたらこの世界の誰かの物語かも知れない可能性は拭えない。 あー今日も可愛い。綺麗だ。堪らん。彼女が放っているその存在感に、僕は今日も惹かれる。一つ言っておくなら彼女は芸能人では無い。周りの女性達とは圧倒的に違う存在感に、僕は優越感を覚えながら興奮する。彼女は上品と言う言葉をも超えていて、紫式部くらい綺麗だ。 元が良い容姿に加えて、美容にも熱心だ。肌のケア、全身脱毛など、エステにもよく通っている。彼女の毛穴を僕は見た事が無い。

        「温泉記」狭山郷温泉 虹の湯 大阪狭山店 

          デリカシーが無いと言われます。

          僕はここ一年デリカシーが無いと言われる事が増えた。僕自身それを言われる理想は薄々気付いている。僕は人前でも、自分にも、変に取り繕ったりする事を嫌う。嘘をつく事を嫌う。そうする事は相手にとって失礼だし、自分としても損していると思うからだ。だから正直に生きるという事を心掛けている。その生き方がデリカシーの無いと言われる根本的な理由なんだろうとは思っていた。 だが僕はいつも言われる度に違和感を感じていたのだが、ついに今日その違和感の正体が分かった。 デリカシーの言葉の意味と使い方

          デリカシーが無いと言われます。

          社会で揉まれるという事。

          花は折れていた。 緊急事態宣言禍の中、僕は満員電車に乗った。月曜日の午後6時半。会社から帰宅するサラリーマン達に紛れる。久し振りの満員電車で、マスクをしているせいもあったのかすぐに頭が痛くなる。自分の身体の敏感さを思い出した。リモートワークの文化が去年の緊急事態宣言時と比べて定着していないというニュースを思い出し、少しイライラした。 僕は満員電車の中で撮影で使った花瓶に入った一輪の花を手に持っていた。心なしか周りの人が僕を見ているような感じがしたけど、多分それは気のせ

          社会で揉まれるという事。